地震・災害への対策 ~地盤調査編~ 新築戸建ての地盤について
2022/11/11
こんにちは。可児市・御嵩町・多治見市・美濃加茂市の不動産、特に新築の戸建てのご案内をしておりますグレースホームの安江です。
これから新築の戸建て住宅を建築しようとか、新築の建売住宅の購入を検討されている方は、建物はもちろんですがその地盤についても気になる事だと思います。本日は、その地盤調査についてお話したいと思います。
日本は、地震や水害などの災害が多い国といわれています。つい先日も、地震がありましたね。当然できる限りの対策はしておきたいものですよね。家づくりで自然災害にどう備えるのかもとっても大切です。
まずは、土地の準備などが出来たら、実施したいのが地盤調査です。もともと家が建っていた土地だから調査はいらないのではと考える人もいるかもしれませんが、安心安全な家づくりのためには不可欠だと思います。戸建住宅の場合は初めに簡易的な地盤調査を行います。軟弱の可能性がありと判断された場合は、より詳しく地盤を調べるボーリング調査を実施するのが一般的です。調査の結果で、地耐力が十分でないと判断された場合は地盤を補強する工事を行います。改良工事の方法は軟弱の程度で異なります。硬い地盤までの深さが遠いほど費用がかかります。
主な地盤調査や改良方法は
スウェーデン式サウンディング試験(SS方式)といって鉄の棒を地面に突き刺して、重りを加えながら地中に25㎝貫入させるのにハンドルを何回回転させたかで土の硬さや締まり具合を確認して調査します。費用は1棟当たり5万円~8万円程度です。その結果により下記のような工法で改良工事を行っていきます。
表層改良工法といって硬い地盤まで2m以内の場合は弱い地盤の土にセメント系などの固化材を混ぜ、固めて安定層を形成する工法です。工期が1~2日で済み、比較的安価で30万円~50万円程度です。
柱状改良工法といって硬い地盤まで8m程度の場合は弱い地盤の地中にセメントなどの固化材で柱状の杭を作る工法です。費用は100万円前後。他に、砂利を柱状に押し固める工法もあります。
鋼管杭工法といって硬い地盤まで8m以上あるときやセメントが固まりづらい地質の場合は鋼管製の杭を硬い支持層まで打ち込みます。費用は柱状改良工法と同等ですが、深くなるとコストアップになります。
新築戸建ての中には、地盤保証10年又は20年の物件がありますので、地盤が不安な方は是非お問い合わせ下さればと思います。
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