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地震への対策編 可児市新築 ~耐震等級って?~ 

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地震への対策編 可児市新築 ~耐震等級って?~ 

地震への対策編 可児市新築 ~耐震等級って?~ 

2022/11/12

こんにちは。可児市を拠点として特に新築の戸建て住宅をご紹介しているグレースホームの安江です。

前回のブログで、地盤が重要なのは分かって頂けたでしょうか?けれど、建物そのものが地震につよいか?も大切です。これから建てる家や弊社でも取り扱いの多い新築の建売住宅にどれだけの耐震性能を備えいるかの目安になるのが耐震等級です。

「耐震等級」といって、あの家は耐震等級1(スタンダード)ランクアップで耐震等級2(耐震等級1の1.25倍の強さ)さらにランクアップで耐震等級3(耐震等級1の1.5倍の強さ)があります。一般的には耐震等級が上がると柱やはり、壁の量が増えます。間取りに制約が出たりとコストアップの可能性もあります。どの程度の耐震性能を備えた家にするかは、建築会社さんを選ぶ段階で選択できますので、地震のリスクや費用など総合的に判断すと良いと思います。

耐震等級は第三者機関の審査を受けて取得されています。

耐震等級1は現行の建築基準法をクリアしていています。数百年に一度程度の地震(およそ震度6強~7)に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度程度の地震(およそ震度5)に対して損傷しない強度を持っています。現在の建築基準法を満たす一般的な住宅の耐震性能です。

耐震性能2は等級1の1.25倍。等級1で想定する1.25倍の地震でも倒壊・崩壊しない強度を持っています。例えば、学校や病院などがこの等級2とされています。等級1よりも柱や梁が太く、耐力壁(構造を支える筋交いや構造用の合板で構成された壁)や接合金物の量が多いがプランニングへの影響は少ないです。

耐震性能3は等級1の1.5倍。等級1で想定する1.5倍の地震が起きても倒壊・崩壊しない強度を持っています。例えば、防災の拠点となる消防署や警察署が等級3とされています。最近では、大手住宅メーカーなどで耐震等級3を標準仕様とするケースが多いです。

このような建物、耐震等級2以上の場合は割引や優遇幅が拡大されています。

耐震等級1の場合は、地震保険料が10%割引・住宅ローンフラット35の金利の優遇はないものの、贈与税は500万円まで非課税です。

耐震等級2の場合は、地震保険料が30%割引・フラット35の金利(当初5年間の金利を0.25%引下げ)・贈与税は1,000万円まで非課税です。

耐震等級3の場合は、地震保険料が50%割引・フラット35の金利(当初10年間の金利を0.25%引下げ)・贈与税は1,000万円まで非課税です。

※贈与税の非課税枠の拡大は、2022年1月1日~2023年12月31日に親や祖父母から贈与を受けた場合の額です。

※耐震性に加え、フラット35の金利優遇(フラットSS)は省エネルギー性やバリアフリー性、耐久性、可変性性能のいずれかで、住宅取得資金の贈与税の非課税枠拡大は、省エネルギー性、バリアフリー性のいずれかで一定以上の基準を満たす住宅も対象となります。尚、制度の適用を受けるには住宅性能証明書等の書類を一緒に添えて申請が必要です。

 

耐震等級2以上の設定を受けると、住宅の質が高いという証明になり、もし将来売るときも価値を評価してもらえるかも・・・です。

 

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