耐震・制震・免震の違いは?
2022/11/13
こんにちは。グレースホームの安江です。
昨日に続き・・・。耐震や制震・免震などの説明をしたいと思います。
頑丈につくった建物全体で地震の揺れを受け止めてくれる耐震構造。でも、耐震構造はあくまで人命優先のため、すぐに倒壊はしないものの強い揺れではりや壁が傷んだり、変形することは仕方ないものとしています。これに対して、制震や免震は、建物に伝わる地震の揺れを軽減させたり、または揺れを吸収して、建物にダメージを与えないという仕組みなのです。最近の、注文住宅や新築戸建てでは制震工法が広く普及していて、従来の耐震構造に加えてオプションで制震装置を追加できる建設会社がほとんどで、大手メイカーさんでは、制震や免震を標準仕様とするところが多いです。
では、耐震・制震・免震の違いは、メリット・デメリットを確認したいと思います。
耐震構造柱やはりを太くしたり、耐力壁を増やす、接合金物で緊結(緩みやズレなどが生じないように、きつく締めつけたり、打ちつけたり、または縛りつけたりすること)するなど建物自体を強固につくり、地震での倒壊を防ぎます。揺れを建物で直接受け止めるため、はりや壁が損傷する可能性があり、地震が起きた後に住めなくなったり、大きな修繕コストがかかる場合もあります。
制震工法床や壁などの構造材の一部にゴムや鋼材の制震装置を取り付けて、揺れを吸収します。繰り返す余震の構造にかかる負担を減らし、建物の変形や劣化を抑えます。近年では、ゴムの性能が向上して、60年以上もメンテナンス不要とうたうケースもあります。費用は数十万円~
免震工法建物の地中の基礎部分の間に設けた装置で揺れと建物とを切り離すことで、建物に地震の揺れを直接伝えないのです。装置が重いため、軟弱地盤には不向きなんです。建物の振れ幅分を事前に計算して、隣地との間の空間を確保する必要があります。費用は300万円前後です。
可児市・御嵩町・多治見市・美濃加茂市の新築戸建てにも、上記の工法を用いて最高等級を取得している物件がございますので、お問い合わせや是非ご内覧下さい。
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