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2階建てと平屋の違い

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2階建てと平屋の違い

2階建てと平屋の違い

2022/11/21

こんにちは。グレースホームの安江です。

今日は昨日に続き、2階建て住宅と平屋の住宅の違いをお話したいと思います。

一般的な2階建て住宅と比べて、低コストでコンパクトな暮らしができる平屋ですが、「新築の2階建てを建てるよりも高い」と言われることが多くあります。その背景には、①平屋は2階建てよりも坪単価が高くなる。②土地代や工事費がかさむ可能性があるからです。

①の平屋は2階建てよりも坪単価が高くなる理由として、2階建ての「延床面積」が平屋よりも大きいからです。坪単価は、家の建築費用を坪数で割る。つまり延床面積で割る事で算出しているからです。2階建ての場合平屋よりも延床面積が大きくなる分坪単価が安くなりやすいのです。例えば、同じ敷地に家を建てる際、2階建ての場合、1階と2階の延床面積の合計は平屋よりも大きくなることが多いため坪単価にすると2階建ての方が安くなります。その一方で平屋の方が坪単価が高いのです。ただ、平屋は全体的な建築費用は少なく済みます。しかし、建物の坪単価は延床面積だけで決まるものではなく工夫次第で坪単価などを下げることが出来ます。坪単価だけで比較すると、平屋は2階建てよりも割高と印象を持たれますが、全体の費用をみると、平屋の方が安く抑えることが多いのです。

平屋の価格を抑えるアイデアとして①廊下をなくす。②室内を区切る壁をはらす。③窓を減らし上部からの採光で陽当たりを確保する。④建物の形をシンプルにする。その他、建材や設備のグレードを下げるなど、一般的なコストカットは平屋でも可能です。

もちろん、平屋を建てる際に注意するところもあります。

平屋はワンフロアという性質上、どうしても、防犯面でのプライバシーと家族の間でのプライバシーとの両方を考慮したいところ・・

「プライバシーの確保や防犯対策」として侵入を防ぐため、死角になりやすい場所の窓には格子を取り付けたり、共有スペースと個室の距離が近くになりやすいので、玄関を挟んで左右に空間を分けるなど工夫をしてみてはいかがでしょう。

「陽当たりと風の通りを考える」例えば、屋根面に取り付ける天窓を活用したり部屋の高い位置に、窓を多く取り入れるなどの工夫が可能です。

「土地の建ぺい率や容積率を確認しておく」建ぺい率といって敷地面積とその場所に建つ建物の建物面積の割合で、容積率といって敷地面積とその場所に建つ建物の延床面積の割合で用途地域ごとに建物の用途制限があるので、地域ごとに建ぺいや容積率が変わります。

「標準仕様や将来への間取りの変更が出来るかを確認しておく」建築屋さんによって、住宅の標準仕様は変わります。規格住宅の場合は、注文住宅に比べて間取りの変更の自由度が低く、決められた間取りで家造りをしないといけないこともあるからです。標準仕様のままで家が建てられそうであれば問題はないのですが、あとから、「それはオプションです」となれば予算オーバーになります。そのためには、資金計画をしっかりたてて、予算に収まるよう建築屋さんと必ず相談や確認することをおすすめします。

「収納スペースを確保しておく」平屋は2階建てに比べて延床面積が確保しづらいので収納スペースを確保するのが難しいです。そのためライフスタイルを考えてどのくらいの収納の広さが必要かイメージする事が大切です。

 

お客様の、ご予算やライフスタイルなどを考慮して夢のマイホームをお考えください。

そんな、ご相談を是非お気軽にお問い合わせ下さい。

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