お役立ち新築戸建の事前チェック・内覧チェックのポイント

こんにちは。グレースホームの安江です。

昨日、建売住宅のメリットをお伝えしました。本日は事前にチェックする事・内覧をする時のチェックポイントをお伝え出来たらなと思います。

物件情報のサイトや、チラシなどからわかる情報は限らていますが、それでも意外と大切な事が分かることもあるんです。弊社では、360度のパノラマ画像が掲載しているので、内装や外装は勿論、外観も見ることが可能です。でもできれば、現地の内覧前に、チェックしておきたいポイントを紹介したいと思います。

事前にチェックするポイント

◎販売価格・・・正式に販売を開始して広告する場合は、広告やインターネットの不動産物件情報には価格を載せることになっています。複数の棟数がある分譲地は価格帯が表示されていると思います。予算に合う物件か確認するためにも、完売価格のチェックは基本です。

◎販売棟数・・・先ほども触れたように、販売される住宅の棟数も広告等に記載されてますので、棟数が多い場合は、選択肢の幅が広がり、区画で道路幅などの条件も住宅地として適しているものであることが多いと予測できます。

◎土地面積・建物面積・・・土地や建物の面積をチェックするのもポイントです。土地と建物の大きさから庭の広さを予測することが出来ます。

◎部屋数や配置などの間取り・・・間取り図をチェックして、自分が希望するものに近いかどうか確認する。部屋の数やリビングとキッチンの位置、寝室の位置など、お客様の希望やこだわりがあるのでしたら、この時点で確認しておくと良いと思います。尚、複数の棟数を販売している場合、全ての間取りが掲載されていない場合もありますので、その場合はお問い合わせ頂ければと思います。

◎環境や立地・・・希望している地域の場合は、その地域や環境などについて詳しいと思います。そうでない場合は、環境や立地が希望通りか確認する必要があります。学校やスーパーや薬局などの施設への距離や所要時間、電車などの公共交通機関からの所要時間などもチェックしておくと良いと思います。

◎ハザードマップ・・・ハザードマップといって、水浸が予測される区域や避難場所や避難経路などの各種情報を誰が見てもわかりやすいように地図上に表したもので浸水リスクなども見ておくと良いと思います。

◎用途地域・・・地域性に詳しくない方なら、ぜひ用途地域をチェックしましょう。用途地域とは、その地域について住宅地として形成していくのか、商業地としていくのか、といった事を都市計画で定めているのです。大きく分けると、一戸建て住宅が中心で閑静な住宅街が多い地域、マンションやビルといった中高層の建物が多い地域、商業系の商店街や繁華街の地域など、工業系の地域といったものがあります。

◎完成時期と引渡し時期・・・お客さまの希望する入居時期が決まっている場合は、完成時期や引渡し時期の確認が重要です。未完成の建売住宅の場合は、記載している時期よりも引渡しの時期などがずれることもありますので、ゆとりある時期で検討枯れると良いと思います。

 

内覧時でチェックするポイント

◎実際の部屋の広さ・・・慣れていないと、インターネットでの情報や広告で面積をみても数値だけではイメージしずらい方は多いです。私も、実際そうでした。土地面積も建物面積も現地で実際の大きさをしっかり確認してください。間取り図に記載されている広さと、お客様が内覧した時に受ける印象とは違う場合もあります。間取り図にとらわれず、内覧の際は各部屋の広さをしっかりチェックすることをお勧めします。気に入った物件に関しては、設置する家具や電化製品の大きさと配置スペースの寸法などきちんと確認すると良いと思います。

◎家事導線や使い勝手・・・使い勝手は正直、間取り図ではイメージしづらいので、現地で生活する様子をイメージしながら検討し、家事導線は実際に動いてみて確認しましょう。

◎日照りや風当り・・・日照や通風は多くの方が確認しています。ただし、一度の内覧では把握できないですし、季節によっても違いがありますので、イメージしながら内覧下さい。

◎駐車スペース・・・駐車スペースは十分か、道路と駐車スペースの車の出し入れに問題が無いか、道路は狭くないかといったことを確認しましょう。

◎プライバシーの確保・・・隣近所から建物内が見えやすくないかも確認したいところ。建物に限らず、庭などのプライバシーも重視したいのであれば確認が必要ですが、敷地内のプライバシーが高いほど、防犯上はデメリットになることもあります。道路から死角になっているドアや窓は狙われる可能性があります。

◎建物の施工不具合の有無・・・最初の内覧時でなくても構いませんが、契約する前に、建物の施工不具合等をチェックしておくと良いと思います。購入してから不具合が発覚すると大変なストレスにもなりますし、時間も労力も浪費します。

◎フェンスや塀の状態・・・隣地や道路との境界にある、フェンスや塀、駐車スペースのコンクリート、玄関のポーチのタイルをチェックして安全性を確認しておきましょう。

◎越境物や境界線・・・まれに購入後に、トラブルになるのが境界の位置や越境物の問題があります。溝や塀、擁壁などがどちらの所有物になるのか境界線は何処なのか説明を受けるようにしましょう。

 

以上、建売住宅を検討されている方、住宅を考えている方は是非参考にしてみてください。