新築住宅が出来るまでの工事や期間のお話③
2023/01/18
こんにちは。有限会社グレースホームです。
昨日に続き、新築住宅が出来るまでの工事や期間のお話です。
・内外部給排水工事 基礎本体の完成後に、2日間ほどかけて内外部の給排水の配管工事を行います。外部から敷地内に引き込まれる給排水管を、建物内にさらに引き入れたり、配管を地中に張り巡らせたりする作業になります。内部の配管は床下を通ることになります。正確に行うためにも、土台や床板が入る前のこの段階で行うのが効率的かと思います。
・土台敷きや足場組み ここでいよいよ木材を搬入して、大工さんによる土台敷きという工程に移ります!近頃は、多くの現場工事でプレカットされた木材を現場へ運び込んで組み立てられます。コンクリート立ち上がりの基礎部分と土台の木材の間にパッキンを挟み、アンカーボルトを利用して土台の木材をしっかり設置していきます。それと同様に防シロアリ処理も行います。その後、専門会社のよって足場が組まれ、これで建方への準備が整いました。
⑦建方工事(建方や上棟式)
建方工事はプレカットかれた木材を家の形に組み立てていく作業です。構造材の組み立てから上棟式までかかる期間はおおよそ1~2週間ほどです。
・建方工事土台の木材に柱を立ち上げ、梁を渡し、母屋を組み上げていきます。また、耐震補強のために、柱と柱の間に筋交いを入れる箇所がいくつかあります。壁ができあがって隠れてしまう前に筋交いの設置箇所が設計図と合っているか確認すると良いと思います。
・上棟式1階と2階の床板が張られ、屋根の構造材が組み上げられたら、屋根裏となる棟木に地鎮祭の際に頂いたお札を張ります。施主さんの希望により【上棟式】を行うことになりますが、絶対にしないといけないわけではありません。上棟式は、この先建物が無事に完成する事を願う儀式で、大工さんやその他の工事の関係者さんをねぎらう機会でもあるのです。 上棟後に、筋交いや構造材をつなぐ金具をボルトで固定します。ここでも、構造材や金具が設計通りに適切に設置しているか検査が入ります。
⑧仕上げ工事(屋根工事~外構工事)構造材設置のチェックが終わったら、構造材や屋根材や外壁材を取りつけていく工程に移ります。おおよそ2~3週間かけて、外壁の設置まで完了します。
・屋根工事既に現場に到着している資材を雨などに濡らさないためにも、まずは屋根工事から始めます。屋根の構造材の上に構造用合板を貼って、その上に透湿防水シートを施工します。バルコニーがあれば、多くの場合、屋根材の取り付けと並行して、バルコニーの部分の防水工事も行われます。
・サッシ設置工事柱と柱の間にサッシを設置していきますが、必要であれば木材で高さを出すなど、大工さんの見せ所でもあるんです。窓サッシの他に玄関ドアも取り付けられ、毎日の工事終了後には工事用のキーで施錠が行われるようになります。
次回は、中間検査からのお話をしたいと思います。
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