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新築住宅ができるまでの工事や期間のお話④

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新築住宅ができるまでの工事や期間のお話④

新築住宅ができるまでの工事や期間のお話④

2023/01/19

こんにちは。有限会社グレースホームです。

昨日に続き、新築住宅ができるまでの工事や期間のお話です。

・中間検査 サッシ設置工事が終わったら、日本住宅保証検査機構による外装下地検査を受けます。検査でOKが出たら、外装取り付け工事が出来るようになります。

・電気工事 石膏ボードをつける前に電気工事士が家中のスイッチやコンセントを設置します。

・断熱工事 柱と柱をつなぐように、内側に構造用合板を貼っていき、外側には透湿防水シートを、その内側の柱と柱の間にはグラスウールやロックウールなどの断熱材を詰めていきます。断熱材は屋根部分の内側にも隙間なく貼ります。その上に石膏ボードを貼り、これで内壁の下地が完成になります。

・床下地工事 床にも断熱を貼り巡らせて、その上に構造用合板を貼って、下地をつくります。

・外構工事 透湿防水シートが貼られた外側に、外壁材(サイディング)が取り付けられます。色の違う数種類のサイディングを選んだ場合、図面とおり施工が行われているか確認すると良いかもしれません。

⑨内装仕上げ工事(クロス貼り~その他設備の施工)

建物の内装を仕上げていきます。大工さんによる建具や押入や階段などの造作工事、内装屋さん、電気工事しなども活躍して約1か月間ほどかけて内装工事から設備の施工までを完成させていきます。各職人さんの技が光る工程になります。

・クロス貼り 内装会社さんが石膏ボード同士の接続部分の処理をした後に、あらかじめ施主さんが選んで頂いた壁紙(クロス)を貼っていきます。

・床フローリングやタイル貼り 大工さんにより、床の構造用合板の上にフローリング材が貼られます。床暖房を設置する場合は、この時に同時に行われます。洗面所や内外玄関のタイル貼りは、タイル職人もしくは内装屋さんが手掛けます。

・造作工事や建具設置 クロスやフローリング材の施工と同時進行で大工さんが棚や押入や、階段や手すりなどの造作工事を進めていきます。建具については、既製品であれば大工さんが設置しますが、オリジナル品は建具屋さんの作業となります。

・足場外し 外壁工事や屋根工事が終わり、造作工事によって階段が完成したら、いよいよ足場が外されます。足場は、専門会社が組み立てから撤去まで行うのです。足場がなくなると、ようやく新築住宅の外観がお目見えです!

・照明工事や電気の調整 電気工事士により、スイッチやコンセントカバーなどの最終調整と照明器具やエアコンなどの設置が行われます。建物全体の電気をまとめる配電盤(ブレーカー)も、この時に設置されます。その他設備の施工と前後して作業されると思います。

・その他の設備の施工 ユニットバスやシステムキッチンや換気扇、24時間換気システム、洗面台、トイレなどの設備が取り付けられます。この工程でも、大工さんの造作工事が大活躍します。これで、仕上げ作業が完成です。

・外構工事 敷地内に駐車場やフェンスを設置したり、玄関アプローチや植栽を整えたりする契約もしている場合は、このタイミングで外構工事が行われます。中には外構工事は最初からDIYを希望している方もいらっしゃるかもしれません。

 

次回で完結。完成などののお話をしたいと思います。

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