自由設計の家が出来るまで
2023/02/16
こんにちは。有限会社グレースホームの安江です。
今回は、自由設計でお家を造りたいお客様へ。
いざお家を建てようと思ったのはいいけれど、「何から始めるのか?」「家づくりにかかる時間は?」「必要な費用は?」などパパさんやママさんの疑問は尽きないと思います。必要な手続きや工程を予習しておくと良いと思います。
【計画・検討期 約4~6カ月】
step1、住みたい家をイメージする・・どんな家に住みたいか、家族で話し合ってみると良いと思います。10年後20年後のライフスタイルの変化なども考慮して。
情報収集・・モデルルームを見学したり、完成見学会に参加して実例を学びます。この際、工務店さんやメーカーさんの担当者の話を聞くことも大切です。雑誌やインターネットなども参考にしてイメージを固めましょう。
資金計画を検討・・現在と将来の収入・支出、親からの支援援助などを整理して、どれくらいの資金が準備出来るか検討してみましょう。
建築依頼先の検討・・集めた情報をもとに依頼先の候補を数社に絞ります。まだ、土地が決まってない場合は、同時に土地探しも進めましょう。
敷地と地盤を調査・・建築できる建物の大きさなど、敷地にかかる法規制や敷地境界線を確認。地盤調査をしていない土地の場合は依頼をしましょう。その結果をもとに、施行会社と相談して家の基礎仕様を決めます。
建築プランや見積もりを依頼、比較検討・・依頼の候補先に予算や希望を伝えて、建築プランを提出してもらい見積もりを依頼。別途工事費や諸経費も概算してもらいましょう。※敷地調査は無料になるケースもありますが、地盤調査は大抵の場合別途必要になります。
【詳細決定・契約期 約1~2か月】
step2、建築依頼先の決定・・数社から出された建築プランと見積もりを比較して依頼先を決定。プランの詳細を詰め、予算の調整を行います。住宅の性能をランク付けする住宅性能表示制度を利用する場合は早めに伝えておくと良いと思います。
実施計画と見積もりが完成・・建築プランを図面など設計図書にして、別途工事費や諸経費まで含めた総工事費を確定します。
融資(住宅ローン)の申込み・・利用する金融機関を決めて、支払いに間に合うように必要な書類を用意して、申し込みます。
住宅性能表示制度の申込み・・「構造の安定」や「火災時の安全」などの、10項目の住宅の性能を第三者機関が検査して、等級付けする制度。欠陥住宅を防ぐとともに、万が一のトラブルの時には紛争処理期間を利用できるなどのメリットがあります。建築依頼先を通して住宅性能評価機関に申し込みます。
※申請書類の作成費や、住宅性能評価機関に支払う設計・建設住宅性能評価の手数料などがかかります。
契約・・納得するプランが出来たら、正式に工事請負契約を結び、役所または指定確認検査機関に書類を提出します。通常は依頼先が代行してくれます。また、本体工事を並行して、外構工事等の見積り・契約も進めておきましょう。
※契約書に添付する印紙代(印紙税)を支払います。また、建築確認申請費用の申請手数料などの手続き費用が必要です。
次回は、step3・step4のお話をしたいと思います。
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