資産価値の落ちにくい物件選びのポイント
2023/05/22
こんにちは。有限会社グレースホームの安江です。
今回は、資産価値の落ちにくい物件探しの10のポイントをお話したいと思います。
永住するつもりで建てても、ライフスタイルの変化で住む場所を変えなければならなくなる可能性もあります。そんな未来が訪れた時に備え、お家を購入する前から意識しておきたいのが家の「資産価値」です。いざというときに売ったり、貸したり、また子世代に住み継いでゆける家とはどんな家なのか、長く資産価値を保つお家の建て方についてお話いたします。
不動産の価値は「土地の価値」と「建物の価値」の二つの要素から成り立っています。建物は築年数が進むと経年劣化により価値が目減りするのが一般的です。木造一戸建ては築20年を過ぎると建物の価値はほぼゼロになると考えられ、土地価格のみで査定されることも少なくなかったのです。しかし昨今、不動産仲介の現場ではこうした慣行をやめて、家の性能やリフォームの状況を的確に反映した評価をしようという動きもみられるようになってきました。さらに、住宅メーカーさん10社で構成する優良ストック住宅推進協議会によって、建物の価値を適正に評価・認定し、良質な住宅を流通させる「スムストック」の取り組みも活発化されています。スムストック査定では、土地と建物に分けて、建物の評価は構造、内装、設備を区別して評価を行うようです。加えて、住まいの履歴データの保存や長期にわたる点検・補修制度も評価に対象としています。つまり、今後取引される一戸建ての資産価値は建て方やメンテナンスも重視されるようです。これからお探しのお家の資産価値を保つポイントを詳しくみてきたいと思います。
【土地編】
1.交通や生活利便性 理想は駅から徒歩圏内で、電車やバスなど通勤、通学の公共交通手段が十分に確保できるエリアです。商業施設や医療、教育、行政施設といった生活する上で不可欠な要素が揃う街であることもプラス要素になります。
2.地盤や地形 一般的に標高の高い台地は、河川の土砂が堆積してできた低地に比べて地盤が固いとされています。資産価値の面で有利と言われています。とはいえ、「高台エリアの中にも盛り土が行われた造成地など、土砂災害のリスクがあったり、周囲から水が集まる『内水氾濫』の起こりやすい地形もありますので高台だから大丈夫と考えるのではなく、自治体のハザードマップで災害リスクを確認すると良いかもしれません。
3.広さやカタチ 極端に広い土地や狭い土地は、いざ売却しようとしても購入者が限られ売りづらい場合もあります。使いやすい広さとカタチを選ぶことが重要です。例えば、1世帯で車を2台、3台所有するのが当たり前の地域なら、複数台分の駐車スペースが取れる広さは欲しいですよね。都市部と郊外では求められる広さが異なるので、地域の実情に合った広さの土地を確保するようにすると良いと思います。
4.土地利用の規制 土地は法律や条例、地域のルールを定めた建築協定で建てられる建物の大きさや高さ、用途や構造、形状などに様々な決まりが設けられています。「法的な規制が少ないほど、将来的な土地活用の選択肢が広がるため価値は落ちづらいといえます。逆に、規制が多い土地は、建て替えが難しかったり、コストの負担が大きいなど不利になる可能があります。
5~10のポイントは次回お話したいと思います。
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