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資産価値の落ちにくい物件選びのポイント

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資産価値の落ちにくい物件選びのポイント

資産価値の落ちにくい物件選びのポイント

2023/05/23

こんにちは。有限会社グレースホームの安江です。

前回に続き、資産価値の落ちにくい物件選びのポイント10の続きです。

【建物編】

5.耐震性 建物の資産価値を維持する上で特に重要なのが「性能」です。中でも、安心や安全な暮らしの基本となるのが『耐震性』です。「耐震性能は3段階で評価され、最も低い等級1が現在の建築標準法をクリアする標準レベルです。さらに柱や壁を増やして耐震強度を高めた等級2・等級3の家や、揺れを抑える免震構造や制振措置を取り入れた家は資産価値という点で高く評価されます。

6.耐久&可変性 長く住み継ぐには、耐久性のある構造躯体と、内装や設備の維持管理や更新、間取り変更は容易にできることもポイントです。こだわりを追求し過ぎると先々使いにくくなることもあります。「出来るだけシンプルで汎用性のある間取りにしておくと、後々の変更がしやすく、売却の際は有利です。こだわりたい場合は、クロスなど後から簡単に変えれる部分で個性を発揮するのがおススメです」

7.断熱や気密 2025年度以降、新築住宅は断熱材の厚さや窓の構造などの基準を満たすことが義務化されます。「断熱等性能等級は全7階段で『等級4』がクリアすべき最低ラインになります。今後は新設された『等級5』がスタンダードになっていくと思います。適合しない住宅の価値は相対的に低くなると考えられます。中古市場での優位性を保つには、将来の省エネ基準を見越したレベルにしておく必要があります」

8.創エネ 高い断熱性能や高効率設備でエネルギー消費を抑えることに加え、今後さらに必要性が増すのが自らエネルギーをつくる住まいです。国は2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備などを備える事を目標にしています。「災害による停電の備えとして、また、電力ひっ迫による節電が迫られる昨今では、エネルギーをつくり、ためて、使える家が大きな付加価値となると思います」

9.居住性 間取りが使いやすく、快適な住環境であることも資産価値ではプラス要因になります。「スムストックの査定では室内を移動するときの経路や水回りの動線が機能的であるかも買主目線でチェックするそうです。収納は延床面積に対する収納面積の比率で評価して、10%以上が最高評価となるようです」全ての部屋にに方向以上の通風を確保している、外部からの視線を遮る工夫があるなどもプラス評価になるそうです。

10.メンテナンス 長く住み続けるには、日ごろから家の状態をチェックして、早めの対策が肝心です。「スムストックの認定を受けるには、50年以上のメンテナンスプログラムを保有する住宅メーカーさんの物件であることが前提条件だそうです。長期にわたり、計画的にメンテナンスを実行していることが評価の対象となります」建築会社さんを選ぶ際は、アフターサービスとともにメンテナンス体制もしっかり確認してみて欲しいです。

以上が、資産価値の落ちにくい物件選び10のポイントを是非ご参考下さい!

※スムストック10社(へーベルハウス・住友林業・セキスイハイム・積水ハウス・ダイワハウス・トヨタホーム・パナホーム・ミサワホーム・三井ホーム・ヤマダホームス)

 

 

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