家を購入するタイミング

こんにちは。(有)グレースホームの安江です。

家を購入する年齢が30〜40代が多い理由は、特定のライフイベントや住宅ローンの完済年齢など、家を買う適切なタイミングが関与しています。

以下に、その理由と4つの購入タイミングを詳しく説明します。

 

1. 住宅ローンの完済年齢から逆算した年齢: 多くの住宅ローンは75歳または80歳が完済年齢と設定されており、これを考慮して35年の住宅ローンを組む場合、逆算すると遅くとも45歳までに住宅を購入する必要があります。また、将来の定年後の返済負担を軽減するためにも、年齢が若い段階で購入し、返済開始時期を早めることが望ましいです。ただ、自己資金をお持ちの方は45歳までとは限りませんのでご安心ください！

 

2. 子供が生まれる年齢: 国土交通省のデータによれば、新築住宅を取得した世帯の平均居住人数は3.3人で、その内訳として3人家族が29.5％、4人家族が27.3%を占めています。高齢者のいる新築住宅世帯は24.5%で、いない世帯が74.9%です。これから家族を持つことを考える際、子供が生まれるタイミングで家を購入する傾向が強いことが示唆されます。

 

3. 年収がある程度まで到達する年齢: 国土交通省のデータによれば、新築住宅を購入した世帯の年収の分布は、最も多い層が年収600〜800万円未満で、平均世帯年収は779万円です。家を購入するためには、年収がある程度まで到達し、資金面で安定感があると判断する年齢に達することが多いです。

 

4. 家賃がもったいないと感じるとき: 家計を見直している際に、家賃負担が大きく感じられ、賃貸物件に支払う月々の支出が、自分のものにならないと感じると、所有できる住宅（注文住宅や分譲戸建住宅）に魅力を感じることがあります。実際、ABCハウジングの調査によれば、「家賃がもったいない」という感覚が住まいづくりのきっかけの第3位にランクされています。

 

以上のタイミングを検討し、慎重な計画を立てることで、家の購入を後悔せずに成功させることができます。住まいの選択は人生の重要な決断の一つであり、将来の安定と幸福を考える上で大きな要素ですので是非ご参考ください。

また、購入を悩んでいらっしゃる方などお家に関してお悩みの方、お気軽にお問い合わせください。