新築の家に入居する際の掃除と事前準備

こんにちは。(有)グレースホームの安江です。本日は新築の家に入居する際の掃除と事前準備について詳しくお話したいと思います。

 

新築のメリットはやっぱり経年の劣化や蓄積された汚れがないことですよね。

ただ新築でも賃貸でも入居前にはハウスクリーニングが入ることがほとんどです。ハウスクリーニングが入っているから、掃除は必要ないという人もいます。

でも実は、細かいところは掃除できていない可能性も稀にあります。

 

ハウスクリーニングの限界: ハウスクリーニングは新築物件においても一般的に行われますが、その範囲には制限があります。通常、クロス、床、水回り、窓などの主要な部分が対象となりますが、細かい隅々や、建築時の作業により汚れた可能性のある場所まで徹底的に掃除されるわけではありません。これに加えて、建設中の材料や機材の保管、作業員の出入りにより、埃やちりがたくさん舞い込むことがあります。

 

建材や家具の清掃: 新築物件は建設現場でさまざまな材料が運び込まれ、作業が行われた場所であったため、建材や備え付けの家具には汚れや埃が付着する可能性が高いです。特に、収納スペースや家具の裏側、窓サッシの溝などは見落とされやすい箇所です。これらの場所を掃除することで、衛生的で快適な生活空間を作ることができます。

 

床のワックス: フローリングのワックス掛けは、床材を保護し、美しさを長持ちさせるために重要です。新築物件でも、床は日常の使用によって傷つく可能性があるため、ハウスクリーニングだけでは不足します。ワックスを掛けることで、床材を耐久性のある状態に維持できます。ただし、無垢材の場合はワックスは不要ですので、床の材質に注意が必要です。

 

換気: 新築の家には建築資材から発散する化学物質のにおいが残ることがあり、これがシックハウス症候群の原因となることがあります。常に十分な換気を行い、室内の空気を清新な状態に保つことが重要です。特に、新築物件に入居する最初の数週間は積極的な換気を行って、においの蓄積を防ぎましょう。

 

建設の不備や破損のチェック: 入居前の掃除と事前準備は、建設中の不備や破損を見つける良い機会でもあります。家の隅々までチェックし、問題があれば建設会社に報告して修理や修正を依頼しましょう。入居前の写真を撮ることで、後で何か問題が起きた際に証拠として役立ちます。

 

新築の家に入居する際には、ハウスクリーニングだけではなく、細かい箇所や特定のメンテナンス作業を行うことが必要です。これにより、快適で健康的な生活空間を確保し、将来の住み心地を向上させることができます。