可児市新築戸建ての住宅性能評価について
2023/12/30
こんにちは。(有)グレースホームの安江です。
可児市の新築戸建ての物件に「住宅性能評価書」があります。住宅の品質や性能を客観的かつ数値化された基準で評価し、その結果をまとめた書類です。取得は法的に義務ではありませんが、主なメリットは以下の通りです。
【メリット】
1.客観的な評価
・住宅性能評価書は、消費者が住宅の性能を客観的な基準で把握できるようになっています。数値や等級で示されるため、異なる建築会社の住宅を比較しやすくなります。
2.希望に合った住宅の選択
・分譲住宅を購入する場合、住宅性能評価書によって様々な性能が表示されており、これに基づいて希望に合った住宅を選択できます。例えば、省エネ性や耐震性に優れた住宅を優先的に検討することができます。
3.異なる住宅の比較
・建築会社や住宅の性能が同じ基準で評価されているため、異なる住宅の比較が容易になります。これにより、価格だけでなく性能面でも合理的な選択が可能です。
4.品確法に基づく法的根拠
・住宅性能評価書は「品確法」に基づくものであり、これによって住宅の基本的な品質を確保する法的な根拠が整っています。購入者にとっては、法的に安心感を得られる点が重要です。
5.住宅ローンや補助金の利用
・住宅性能評価書を取得することで、一部の金融機関や自治体が提供する住宅ローンや補助金の利用条件を満たすことができる場合があります。特に省エネ性能の高い住宅は、支援制度の対象になることがあります。
品確法の背景
住宅性能評価制度は、欠陥住宅問題から生まれた「品確法」(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に基づいています。品確法は、住宅の瑕疵(欠陥)担保責任期間の延長や住宅性能表示制度の導入など、消費者保護を強化するために制定されました。
住宅性能評価の分野
新築住宅の住宅性能評価は、構造の安定(耐震性)、火災時の安心、劣化の軽減(耐久性)、維持管理・更新への配慮、温熱環境・エネルギー消費量(省エネ性)など、10の分野にわたります。これらの評価項目は、必須と選択分野に分かれ、自身の希望や重視する要素に基づいて選択することができます。
申請と流れ
新築住宅の住宅性能評価は、設計段階と建設・完成時に評価が行われ、現場で4回の検査が行われます。評価機関に対しては、申請書類や計算書、設計図書などが提出されます。特に注文住宅の場合は、設計を担当する会社が申請を行うことが一般的で、その際には申請代行サポート業務を提供することもあります。
まとめ
住宅性能評価書は、購入者にとっては品質と性能を客観的に確認できる手段であり、法的な安心感や金融機関や自治体の支援を受けるための条件を満たす要素となります。建設者にとっても、優れた性能の住宅を提供することで信頼を築くことが期待されます。
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