可児市新築戸建てにはなぜ木造が多いのか。
2024/03/07
こんにちは。(有)グレースホーム安江です。
可児市の新築戸建てや日本では、新築の低層住宅の大部分が木造住宅であり、その割合は8割を超えています。木造住宅は鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて材料費が安く、建築価格を抑えやすいため、経済的負担が軽減されます。さらに、木造住宅は地盤改良費を安く抑えることができる利点があります。木造住宅は建物の重量が軽く、地盤に与える負担が軽減されるため、地盤改良費を削減できます。
間取りの自由度が高く、デザインが豊富なのも木造住宅の魅力です。木造住宅は柱や梁が構造躯体となるため、カットしやすく自由な間取りを設計しやすい特徴があります。近年では、木造住宅でも耐力を高めることができるため、ワンフロアを大空間にする設計も可能です。また、木造住宅は自由設計に向いており、施工会社によってさまざまなデザインの住宅が建築できます。
木造住宅は将来のリフォームにも対応しやすく、柔軟な間取り変更が可能です。木造住宅は増築や減築などのリフォームがしやすいため、家族構成やライフステージの変化に対応できます。また、木材には調湿効果があり、湿気を吸収し乾燥した時期には水分を放出するため、居心地の良い住空間を実現できます。
国の政策により、木造住宅の建築を促進する取り組みが進められており、補助金制度も存在します。地域の中小工務店さんが行う省エネ性能に優れた木造住宅の新築戸建てを対象とした補助金制度があり、経済的負担を軽減することができます。
しかし、木造住宅にはシロアリ対策や定期的なメンテナンスが必要であり、耐用年数が他の構造に比べて短いというデメリットもあります。シロアリによる被害や法定耐用年数の制約など、注意が必要ですが、適切な対策とメンテナンスを行えば、安全で快適な住環境を維持できます。
◎木造の新築戸建てに関するよくある疑問や鉄骨造との違いについて、以下にまとめましたのでご参考下さい。
Q1.木造は耐震性が低い?
・木造住宅の耐震性は施工方法に依存します。耐震等級が高い木造住宅もあり、適切な施工会社を選ぶことで、鉄骨造と同等の耐震性を確保できます。
Q2.木造は防音性が低い?
・鉄骨造に比べると若干劣るかもしれませんが、防音性に関しても適切な断熱材や窓の選定によって改善できます。
Q3.木造は燃えやすい?
・表面が燃えても柱が残るため、倒壊のリスクを軽減できます。また、鉄など他の材料と比べると燃えやすいという特性がありますが、防火対策を施すことで安全性を確保できます。
Q4.木造は断熱性が低い?
・構造材の種類によらず、断熱材や窓の選定によって断熱性を向上させることができます。高断熱仕様の木造住宅もあります。
【鉄骨造との主な違い】は次の通りです。
・鉄骨造(S造): 鉄骨を骨組みにした建物で、耐久性に優れ、高層建築にも用いられます。ただし、建築費用が高い傾向があります。
・木造: 木材を主要な構造材とする建物で、自由度の高い設計が可能であり、コストも比較的抑えられます。
混合構造は鉄骨造と木造を組み合わせたり、鉄骨造と鉄筋コンクリート造を組み合わせたりする方法で、両者のメリットを組み合わせることができますが、コストは高くなる傾向があります。
【まとめ】
木造住宅が多い理由は、間取りの自由度が高く、建築費用を抑えられることが挙げられます。近年では、住宅性能や技術の向上により、都市部や多層階住宅でも木造住宅が選択肢として増えています。木造住宅のメリットとしては、耐火性や耐震性の向上、豊富な実績が挙げられます。木造住宅は3階建てや4階建て、狭小地や地下室・屋上付きの住宅、二世帯住宅など様々なタイプが建てられます。お客様とのコミュニケーションを通じて、ニーズや要望に合った住宅を提案することが重要です。木造住宅は、ヨコだけでなくタテの空間を上手に活用し、快適な生活空間を提供します。
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