実際に新築戸建て（建売）を購入して感じたこと

こんにちは。グレースホームの安江です。

建売住宅を購入し、住み始めてからさまざまな点で実感することが多くあります。特に、外回りの仕上げや生活上の細かい設備に関して、「もっとこうしておけば良かった」と思う点がいくつかあります。本日は、実際に建売住宅に住んで感じたポイントを細かくまとめたものです。

地面が砂利で覆われている場合、見た目はすっきりしているものの、長期間使用していると砂利が散らばったり、雑草が生えてきたりすることが多いです。定期的に砂利を整えたり、雑草を取り除いたりする手間がかかります。また、雨が降ると泥はねが気になることもあります。

外構工事でコンクリート舗装を行う選択肢も考えられますが、施工費用が高額になるため、購入時に悩んだポイントです。しかし、長期的なメンテナンスの面ではコンクリート舗装のほうが雑草の心配もなく、掃除もしやすいため、結果的にコストパフォーマンスが良いと感じることもあります。

雑草対策として、防草シートを購入時に設置しておくことを強く推奨します。これを行わなかった場合、雑草がすぐに生えてきて、除草の手間が増えるだけでなく、美観も損なわれます。防草シートの上に砂利を敷く方法や、タイルや人工芝を敷く選択肢もあります。

宅配ボックスは、簡易的な設置タイプから、埋め込み式の本格的なものまでさまざまな種類があります。設置場所や生活スタイルに合わせて、最適なものを選ぶのがポイントです。ポストのサイズやデザインも見直しておくべきでした。特に、新聞や雑誌が入りにくい小さなポストだと、交換や改修が必要になる可能性があります。

照明の設置場所や数は事前にしっかり検討しておくべきです。特に、暗く感じやすい場所や、手元を明るくしたいキッチン周りなど、追加の照明を設置した方が便利な場所が多いことに住んでから気づきました。

コンセントの数や位置も、実際に家具を配置してから「ここにもコンセントがあればよかった」と思うことが多いです。特に、掃除機や家電を頻繁に使う場所や、デスク周り、ベッド周りでは、もう1〜2か所追加しておけば良かったと感じました。

エアコンの設置場所もよく検討しておくべきです。後から配管を通すための工事が必要になる場合があり、これが追加費用となるだけでなく、見た目やスペースの問題にも繋がります。

カーテンは必須ですが、カーテンレールの取り付けは意外と手間がかかります。特に、購入時に取り付けが含まれていない場合、自分で設置するのは面倒ですし、壁に穴を開ける作業が発生します。業者に頼むか、建設時にオプションとして依頼しておくのが良い選択です。

リモートワークが増えた現代では、デスク周りにコンセントを多めに設置しておくべきです。パソコン、モニター、充電器など、意外と多くのコンセントを必要とします。

玄関近くに掃除機用のコンセントが必要だったり、宅配ボックスや防犯カメラの電源が必要だったりします。これらも考慮に入れておけば、より便利に生活ができます。

ヘアドライヤーや電気カミソリのために、バスルーム近くにコンセントを配置するのも重要です。これも後から追加するのは難しいため、事前に計画しておくことが大切です。

新築戸建て（建売）は、すでに完成した物件を購入するため、細かい要望が反映されにくい一方で、実際に住み始めてから気づく不便さや改善点が多くあります。外回りの仕上げや雑草対策、宅配ボックスの設置、オプション工事の依頼など、事前にしっかりと計画を立てておくことが、快適な生活を送るためのポイントです。特に、コンセントや照明の配置は後から変更するのが難しいため、これらの点には十分な注意を払うことをお勧めします。