新築戸建てを買って後悔ランキング
2025/01/09
こんにちは。グレースホームの安江です。
本日は新築戸建てを買って後悔したランキングをご紹介したいと思います。
また、その後悔を踏まえ今後のおうち探しにお役立ちいただけたらと思います。
目次
1位:ご近所・近隣施設
一戸建て購入時の「ご近所・近隣施設」に関する後悔を防ぐためのポイントを以下にまとめます。
1. 現地調査を徹底する
・周辺地域のモラル調査
ゴミ収集所の清潔さ、路上駐車、庭の手入れ状況などを確認し、地域住民のモラルを把握します。清潔さが保たれていない地域は、ルールを守らない住民がいる可能性があり、後々トラブルになるかもしれません。
・不動産会社からの情報収集
不動産会社に過去のトラブルや、近隣に問題を起こす住民がいないかを確認します。地元の情報を持つ不動産会社は有益な情報を提供してくれることがあります。
・興信所の利用
自分での調査に限界を感じる場合、興信所や調査会社を利用して詳細な情報を得ることも考慮に入れましょう。報酬はかかりますが、安心した生活を得るための投資と考えることができます。
2. 交通利便性や施設の確認
・スーパーや病院、学校などが生活に支障のない距離にあるか確認し、実際に歩いて時間や距離を把握しましょう。時間帯を変えて複数回訪れることで、周辺環境をより正確に把握できます。
3. 子ども関連施設の調査
・学区の確認
学区だけでなく、中学校や高校への通学手段も考慮し、実際に通学路を確認することが重要です。子どもの立場で危険性や距離を確認し、安心できる環境かを判断します。
・保育園の空き状況の確認
一戸建ての多い地域は保育園の空きが少ないことがあるため、事前に通える範囲の保育園の空き状況を確認しましょう。待機児童ゼロの情報に安心せず、具体的な施設の情報を得ることが大切です。
4. 資産価値の高い物件を選ぶ
どんなに調査をしても、引越し後に隣人とのトラブルが起こることはあります。そういった場合に備え、「いつでも売れる」資産価値の高い一戸建てを選ぶことが重要です。
2位:駐車場・駐輪場
1. 駐車スペースの広さを確認
・狭い駐車スペースの問題
駐車時に切り返しが必要なほど狭いスペースだと、毎日の出し入れがストレスになりがちです。また、将来大きな車を購入した際に駐車できないこともあります。駐車場の幅や奥行きを事前に確認し、今後購入する可能性のある車のサイズも考慮して、十分なスペースを確保しましょう。
・契約駐車場の必要性
駐車スペースが足りない場合、別途契約駐車場を借りなければならないこともあります。これは家計にも影響するため、購入前にしっかり検討しましょう。
・来客用のスペース
来客が多い家庭の場合、自分たちの車だけでなく、来客用の駐車スペースがあるかどうかも検討する必要があります。事前に家族で相談し、必要であれば来客用の駐車スペースを確保することをおすすめします。
2. 駐輪スペースの確保
・子ども用の自転車置き場の必要性
子どもが生まれ、成長するにつれて、自転車が日常の交通手段として必要になる可能性があります。自転車置き場がない、またはスペースが足りない場合、どこに置くかで悩むことになります。特に、子ども用の自転車や子ども乗せ自転車はスペースを取るため、将来を見越して十分な駐輪スペースを設けましょう。
・家族全員分の駐輪スペース
自転車は便利な交通手段であり、家族全員が使う可能性があります。家族の自転車が何台になるかを想定し、それらをきちんと置けるスペースがあるかどうかを確認することが大切です。
3. 将来の生活を見据えた計画
・現在だけでなく将来を考慮
家族構成が変わることや、子どもの成長、車や自転車の増加を見越して、駐車場や駐輪場のスペースをシミュレーションすることが重要です。将来の家族の生活を具体的にイメージし、十分なスペースを確保することで、後悔や不便を避けられます。
4. 駅から遠い物件の場合
・駅から遠い一戸建てでは、日常的に車や自転車を使用する可能性が高くなります。そのため、駐車場・駐輪場の使い勝手やストレスの有無が、生活の快適さに大きく影響します。建物だけでなく、こうしたスペースにも十分な注意を払いましょう。
3位:費用・金銭面
1. 予算オーバーの後悔
・優先順位の整理が重要
マイホーム購入時に、「妥協したくない」と感じる点が増え、結果として予算を大幅にオーバーしてしまうケースがよく見られます。このような失敗を避けるために、家族でしっかり話し合い、希望に優先順位をつけることが大切です。
例えば、以下のように3つに分けて整理すると良いです:
・絶対に叶えたい希望
・予算に余裕があれば叶えたい希望
・あまり重視していない希望
2. 諸費用を見落とさない
・土地と建物以外の費用に注意
一戸建ての購入には、物件価格の他に、諸費用(手数料、税金、保険料など)がかかります。この諸費用は物件価格の5%~10%程度で、例えば4000万円の物件では200万円~400万円が必要です。
頭金や手付金は現金で支払う必要があるため、計画的に準備しましょう。さらに、家具や家電の購入も考慮に入れておく必要があります。
3. 一戸建ての維持費
・マンションよりも光熱費が高い傾向
一戸建ては、マンションに比べて光熱費が高くなる傾向にあります。また、庭の維持費や修繕費など、予想以上に維持費がかかる場合があります。これらの生活コストも事前に計算しておくことが大切です。
4. 将来の収入減少への備え
・余裕を持ったローン返済計画
住宅ローンの返済額が購入時には問題なくても、収入減少やライフスタイルの変化により、返済が負担となることがあります。転職や休職、家族構成の変化など、将来の変動を見据えて余裕のあるローン返済計画を立てましょう。
5. 住宅ローンの選び方
・金融機関のプランを比較する
各金融機関が提供する住宅ローンは金利や条件が異なります。ペアローンを選択して後悔しているケースもあり、事前に各プランのメリット・デメリットをよく理解して選ぶことが重要です。
特に現在は低金利が続いていますが、今後の金利上昇にも対応できるよう、変動金利や固定金利の違いをよく理解し、最適な選択をしましょう。
6. 補助金や控除制度の活用
・購入時の制度確認
マイホーム購入時には、補助金や税制優遇が適用される場合があります。これらの制度を利用することで、金銭的負担を軽減できる可能性があります。事前にしっかり確認し、賢く利用しましょう。
4位:間取り
1. 将来の家族構成を考慮する
・部屋数の確保
子どもが増えた後に「部屋が足りない」と後悔するケースが多くあります。今の家族構成だけでなく、将来のライフスタイルや家族構成も考慮し、十分な部屋数を確保することが大切です。例えば、将来子どもが増えることや、在宅ワークが増える可能性を想定して、フレキシブルに利用できる部屋を検討しましょう。
2. 生活動線の重要性
・家事動線を意識する
生活動線が悪いと、毎日の生活が不便になります。特に家事をする人が家事動線をしっかりチェックすることが重要です。例えば、洗濯場から物干し場、キッチンからダイニングまでの移動がスムーズか、掃除しやすい配置になっているかを確認しましょう。家事をしない人がこの動線をイメージするのは難しいため、家事負担が多い人が内見時に確認することをおすすめします。
3. プロの意見を参考にする
・専門家の意見を取り入れる
特に注文住宅では、設計においてプロの意見を取り入れることで、より実用的で満足のいく間取りが実現できます。自分だけの希望を詰め込むのではなく、設計士や建築士などの専門家に相談することで、後悔しにくい家を作ることができます。例えば、収納の配置や部屋のレイアウトに関するアドバイスをもらうと、将来的な使いやすさが向上します。
4. 建売住宅の間取りチェック
・内見時に生活動線をしっかり確認
建売住宅の場合、内見時に家族の暮らし方に合った間取りかをよく確認しましょう。特に家事動線がスムーズかどうかを見ておくことが大切です。家事の負担が大きい場合、日々のストレスになりやすいため、洗濯、掃除、料理といった家事の効率が上がる間取りであるかどうかを確認しましょう。
5. すべてを完璧にするのは難しい
・譲れない条件を見極める
完璧なマイホームを手に入れるのは難しいため、譲れない条件を見極めることが大切です。間取りや収納、庭の広さなど、どれも重要ですが、すべてを叶えるのは困難です。自分たちの生活において絶対に譲れないポイントをしっかりと決めて、それを最優先に考えることで、後悔を減らすことができます。
まとめ
一戸建て購入に関するさまざまな後悔・失敗体験談を見ていただきましたが、参考になりましたでしょうか。マイホーム購入は大きな決断であり、それぞれの家族に合った「正解」があるものです。この後悔・失敗ランキングが、ご自身のマイホーム探しの一助となれば幸いです。
特に新築一戸建てに関して、「ご近所・近隣施設」に関する悩みが多く挙げられています。近所の人間関係に気を使うことや、バーベキューの煙、猫の侵入といったトラブルも発生しやすいです。さらに、生活の利便性を感じない場所に住むと、スーパーや病院が遠かったり、バスの本数が少なかったりすることで不便さを感じ、後悔するケースも多いです。学区の確認不足により、子どもの通学に不安を感じるという声もあります。
これらの後悔の多くは、事前の下調べ不足に起因しています。ご近所とのトラブルや生活の利便性に関する後悔を避けるためには、現地をしっかりと調査し、交通や生活環境、地域の雰囲気などを確認することが重要です。
新築一戸建て選びは、周辺環境を含めたトータルな視点での判断が必要です。購入を考える際には、後悔のない選択ができるように、しっかりと準備を進めましょう。
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