新築住宅の住宅性能評価のメリットについて
2022/08/19
こんにちは。先日は一日延期になった可児市の夏祭りが無事成功、花火も上がったようで良かったです。私は家族でキャンプを予定していたので行けなく残念でしたが長野は涼しく、野沢温泉や戸隠神社なども行けてとても良い夏休みを過ごすことができました。
さて今回は、弊社でも可児市の新築住宅をご紹介する際に「性能評価取得を受けた新築なので安心ですよ」と説明していますが、この【住宅性能評価】について掘り下げてみます。
性能評価を取得した新築住宅とは、国が定めた住宅性能表示制度に基づいて交付される住宅性能評価書を交付された住宅の事をいいます。「住宅性能表示制度」は【住宅の品質確保の促進等に関する法律】に基づいた制度で、国土交通省に登録された第三者機関によって評価方法基準をもとに評価されます。ですから、建築業者や設計士・建売業者などが異なってもその新築住宅の性能を統一された基準によって評価できます。もちろん違法建築や建築基準法に達していないような住宅には交付されません。メリットとしてはこのように安心できるのはもちろん、火災保険や地震保険料が安くなったり、住宅を売却する際にもこれがない場合と比較すれば、高い資産評価が得られると思います。
またこの住宅性能表示制度は2種類あり、設計段階の図面で確認する【設計性能評価】と建物が完成してから確認する【建設性能評価】があります。ただ、これらはあくまでも任意の制度なので取得していないから違法建築だとか疑わしい建物だということはありません。これを取得するのには費用も時間もかかるので建築業者さんや販売会社さんに委ねられます。
では具体的にどんな項目があるのか以下の10の評価分野があるので見てみましょう。
1.構造の安定に関すること
耐震等級
耐風等級
体積積雪等級を出します
2.火災時の安全に関すること
感知警報装置が適切に設置されているか
火災時に避難できるよう脱出対策がなされているか
耐火性能は十分であるか
3.劣化の軽減に関すること
住宅の経年劣化のしにくさを評価する
腐朽対策・シロアリ対策・通気性・換気性能など
4.維持管理の配慮に関すること
給排水管・ガス管・点検口などの設置が住宅の維持管理いやすいか
5.温熱環境に関すること
外界の気温の変化に対して室内の温湿度が影響されにくいか、断熱・気密性など省エネルギー対策等級の項目
6.空気環境に関すること
換気対策や人体に影響を及ぼす物質が空気中に含まれていないかを評価する項目
7.光・視環境に関すること
室内で作業をすることができる、かつ目に負担をかけないような明るさを確保できているかの評価
8.音環境に関すること
屋外からの音、床や壁の遮音性能などを評価
9.高齢者への配慮に関すること
高齢者でも安全に屋内を移動できるかや介助等がしやすいような間取りや動線、設備になっているかの評価
10.防犯に関すること
防犯対策として犯罪者などが侵入しにくいような住宅になっているかの評価
といった内容になります。
実際にはもっともっと具体的に評価項目がこの中にあり、それらを第三者の機関がチェックしているので新築住宅を購入しようとされているかとっては安心ですよね。
可児市での新築住宅で性能評価を取得している物件もたくさんありますので気になったら是非お声がけください。
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