新築祝いのお返しの相場はいくら？マナーは？【新築内祝い】

こんにちは。

可児市を中心に新築住宅の販売をしております、「有限会社グレースホーム」です。

 

新築を購入し引っ越した際、お祝いを頂くことがあると思います。

そのお返しをする際に気になること。

 

「新築祝いのお返し。相場って一体いくらなんだろう？」

「新築内祝いを渡す時のマナーは？」

「のしってどうすればいいの？」

 

今回はそういったお悩みにお応えしていきたいと思います。

 

まずズバリ。結論から申し上げます。

①相場

他の内祝いと同じように頂いたお祝いの3分の１～半分の額くらいが相場だと言われています。

 

②渡すときのマナーって？

いくつかありますが、お返しの金額が分かってしまうような現金ですとか金券、また縁起が悪いと言われるようなお品物などは失礼になってしまいますので避けるのがベターです。また「お返し」という言葉も使わないようにしましょう。

 

③のしはどうすればいい？

のしには、水引の上部に筆ペンか濃い色の墨の毛筆で「内祝」や「新築内祝」、水引の下部に贈り主の名前を記入します。二世帯住宅等で名前が複数ある際は連名にし、親の名前を右側に書きます。

 

以下、１つずつ解説いたします。

 

①新築内祝いの相場はいくら？

上記でお伝えした通り、頂いたお祝いの三分の一～半分の額くらいが相場だと言われており、これは他の内祝いも同じです。

ただ、高額のお祝いを頂いた際や頂いた物の金額が分からないといった場合には相場にこだわらずに感謝の気持ちを伝えましょう。

ちなみに贈る時期・タイミングについては転居後一か月～二か月くらいが一般的となっております。

お祝いを頂いた際、「何を頂いたか」と「お名前・住所」等を控えておけば慌てずに済みます。配送で贈る際にはお祝いを受け取ってから三週間を目途に贈りましょう。

 

②渡すときのマナーはどんなものがある？

・お返しの金額が分かるような金券や現金、更には縁起の悪さを感じさせるお品物等は失礼になりますので避けましょう。

相手の好みが分からない時は品物選びに迷ってしまうと思いますが、そういった場合は予算に合わせてカタログギフトを贈るのが良いと思われます。

・お礼状を添えましょう。

内祝いを贈る時にはお礼状を添えず品物のみを贈るのはともすれば相手にぶしつけな印象を与えてしまうかもしれません。できるだけお礼状に贈る品物の説明を含めた状態で添えて品物を贈ると良いと思います。

・「お返し」という言葉をなるべく使わないよう気を付けましょう。

「内祝い」というのはそもそも、嬉しいことのあった家がご近所の方や親しい方たちを招いてもてなす習慣のことで、お返しを意味する言葉ではありませんでした。

また「お返し」という言葉には「もらったから返す」といった意味に捉えられてしまう可能性もあります。

そのためメッセージを書いたカード等を添える場合は「お返し」ではなく、「心ばかりのお品をお送りさせていたします」等にするようにしましょう。

 

③のしは一体どうすれば？

のしには、水引の上の部分に筆ペンを使ったり濃い色の墨の毛筆を使って「内祝」ですとか、「新築内祝」、更に水引の下の部分に贈り主の名前を書きます。二世帯住宅等の事情があり名前がいくつかある場合は連名にし、親の名前を右側に書くようにします。

水引とは、のしの中央部分で結ばれている二色の紐の事です。

新築・引っ越し祝いの場合の水引は蝶結び。色は紅白、または金銀の蝶結びのものを選びます。

蝶結びは「何度あっても嬉しい事」に用いられます。これは「ほどいてもまた結びなおせる」といった意味からきています。そのため出産祝いや入学祝い等にも蝶結びを使います。一方で「結び切り」は一度切りのお祝いに使うため、快気祝いや結婚祝い等に使用します。

また、新築内祝いには「内のし」がお勧めです。内のしとは、贈答品に直接のしをかけ、上から包装紙で包む包み方です。

なぜ「内のし」がお勧めかというと、もともと内祝いには「自分に嬉しい事（祝い事）があったのでおすそ分けいたします」という意味があるためです。相手の慶事をお祝いする贈答品では無いため、表現として控えめに感じる「内のし」が適していると言えるでしょう。

また、精肉や鮮魚等の生鮮食品を贈る場合、のし鮑の印刷がない水引のみの掛け紙を選ぶよう注意が必要です。

 

是非ご参考下さい。