戸建住宅の種類
2023/01/29
こんにちは。有限会社グレースホームです。
本日は、戸建住宅の種類のお話をします。
一戸建てとひとくちに言っても、様々な種類があります。日本では木造が一戸建てが主流ですが、大規模なマンションと同様な鉄骨造や鉄筋コンクリート造の戸建住宅もあります。木造は、技術的にも確立されてますし、材料も広く流通しているので、コストパフォーマンスに非常に優れています。そのため町の工務店さんから大手のハウスメーカーさんまで依頼先の選択枠も幅広いのもメリットです。耐震や断熱も技術や建材の進歩によって高いレベルを実現する事もさほど難しくはなくなってきています。鉄骨造は、大手のハウスメーカーさんが多く採用している構造です。鉄骨の厚みによってさらに区分されますが、住宅だと6mm以下の材を使用した、軽量鉄骨造が主流です。工場で生産された部材を使うので、木の様な材のばらつきはなく、安定した品質を確保できます。鉄筋コンクリート造の最大のメリットは、耐震性や防耐火性能がとっても高いことです。繰り返しになりますが、耐用年数も長いので、長期間にわたってその価値が評価されやすい構造となっています。コンクリートは、型枠によってどんな形でも実現できるので、デザイン性の高い住宅を造ることにも向いています。
木造でも造り方が違います。今、日本で造られている木造住宅には、大きく分けて軸組工法・2×4(ツーバイフォー)工法の2つの工法が用いられています。
軸組工法は在来工法とも呼ばれて、柱やはりで躯体をつくっていく、日本に古くから伝わる工法です。今では耐震性を高めるために筋交いや合板で壁を補強したりもしますが、基本的には柱とはりが構造体となるので、間取りの自由度が高く、大きな開口部を設ける事も出来ます。また、リノベーションやリフォームによる間取りの変更も、比較的容易に行えます。
2×4工法は正確には枠組壁工法といい、アメリカで発展した工法です。2インチ×4インチの木材と合板で造った壁や床等、面で構造体をつくっていくやり方です。規格化の度合いが軸組工法よりも高くて、質のばらつきが少ないのがメリットとなっています。また、面が多いので耐震性に優れている一方、既存の壁を除去したりする事は難しく、リノベーションやリフォームの自由度は低めです。※木材のサイズには、2×6、2×8や2×10などもあり「ツーバイシックス」などとも呼ばれたりします。また、大手のハウスメーカーさんの住宅は、部材を工場で生産して現場で組み立てる、プレハブ工法で建てられます。プレハブ工法は、鉄骨造が中心で、木造のプレハブはあまり多くありません。メーカーさんの独自の技術がたくさん使われているので、メンテナンスのしづらさや、リフォームなどの自由度も低いです。普段はマンションとの比較をすることが多い一戸建てですが、実は同じ一戸建てでも、バリエーションは豊かなのです。
マイホームはマンションよりも一戸建てがよさそうだ、と感じる方だけではなく、マンションか一戸建てかを迷っている方も、一戸建てのメリットや種類に目を向けてみると、きっと理想のマイホームに一歩近づくことができるかもしれません。
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