家を建てたい地域の地盤調査について
2023/03/14
こんにちは。有限会社グレースホームの安江です。
本日は、家を建てたい地域の地盤は調査する?についてお話したいと思います。
日本は地震が身近であるからこそ、地震に対する知識を持つことが重要になってきます。
地震の揺れの強さは、規模や震源からの距離、表層地盤の性質によって決まりますので、地盤が強いほうが揺れにくいのは間違いないです。また、山地・丘陸地・台地は形成された年代が古く、固結した地盤のため揺れが増幅されにくいが、沖積低地や谷底低地は堆積物でできているため、地盤が軟弱であるといわれ、地震が発生すると揺れやすいです。
これらの事を踏まえて、まずチェックしたいのが、自分が住もうとしている地域の地盤がどれくらい揺れやすいかを簡単に調べることが出来るウェブサイト【J-SHIS】。国立研究開発法人の防災科学技術研究が発表している全国地震動予測地図を見る事ができるこのサイトは、その地域でどのくらい揺れが起こるのかの確率を30年、50年単位で調べることができ、その地域の地盤の揺れやすさを簡単に調べる事も出来ます。これにより、地震災害に見舞われる確率や地震が起きた時にどれくらい揺れやすいかをざっくりと把握できます。もう一つ紹介しておきたいのが、【良好】なのか、【軟弱】なのかを簡単に調べることが出来る、民間企業さんが行った地盤調査の結果を公開しているウェブサイト【GEODAS】です。実際の地盤は少し離れただけでも異なりますので、掘ってみないと分からないのが実情です。でも、このサイトはネットさえあれば、簡単なものではありますが、誰でも地盤の強さをある程度は把握できます。家を建てようと考えたら、是非、一度は利用すべきサイトです。また「土地総合情報システム」を使えば、土地の地価を調べることができます。地価は土地の資産価値の目安となりますので、将来の事も考えて綿密に調査することを心がけると良いと思います。
また、災害予測についてのウェブサイトで気をつけておきたいのが、その地域の危険度が少ないという判定をもとに絶対的な安心をしてしまうことです。例えばハザードマップには、シュミレーション結果が古い、2015年より前のものをまだ使用している地域もあります。この場合は、1000年に一度の災害までは考慮にいれていないため、近年の災害クラスでは被害を被る可能性もあります。また、洪水マップでは、中小規模の川が想定に入っていないなどもあるため、どこの川が氾濫した時のマップなのかを正しく理解しておくことも大切です。
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