マイホームは2023年が買い時

こんにちは。(有)グレースホームの安江です。

2022年度はウッドショックによる不動産価格の高騰でマイホームを購入する事を控えていた方も多かったのではないでしょうか。2023年も価格高騰はあまり変わっておらず、価格面においては「今が安いのでお買い得！」とは言えない状況なのですが、おそらく2024年以降もこの状況は続くのではないでしょうか。

それなら、2023年にマイホームを購入するよりも、あと数年待った方がいいのではないか？とお考えのお客様。

ちょっとお待ちください！　マイホームは2023年が買い時なんです。

 

1．住宅ローン控除が2024年以降は控除期間が10年に

令和4年度に税制改正大綱では、住宅ローン減税の内容が見直されました。

＜大きく変わった部分＞

①適用期限が2025年まで延長

②控除率が1％→0.7％に縮小

③利用者の所得制限が3,000万円→2,000万円に引き下げ

④認定住宅以外は2024年以降の入居から控除期間が10年間

⑤認定住宅以外は2024年以降から住宅ローン控除の対象外に※

※2023年12月31日までに建築確認を受けた住宅、又は登記簿上の建築日付が2024年6月30日以前の住宅については借入限度額2,000万円、控除期間10年間として住宅ローン減税が適用されます

 

注目したいのは④と⑤で、改正前の控除期間は原則10年とされて、所定の要件を満たした場合のみ13年に延長されていました。でも、改正後は新築であれば2022年～2023年に入居した場合、控除期間が13年間適用になりますが、2024年～2025年に入居した場合だと、控除期間は10年間になってしまうのです。（認定住宅や省エネ住宅などは適用は可能です）

2024年～2025年の一般住宅では、住宅ローンの控除借入限度額が0円になっているんです。この部分の変更はあまり大々的に告知されていないので、ご存じないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。住宅ローン控除なんて気にしない。という方は2024年以降にマイホームを購入されてもいいと思いますが、タッチの差でここまで差がついてしまうのであれば、2023年に購入した方が得策といえます！

 

明日は、2．近い将来、金利が上がる可能性が高いお話をしたいと思います。