一戸建てとマンションどちらを買った方がいいのか

こんにちは。(有)グレースホームの安江です。

2023年のうちにマイホームを買おうとしても、一戸建てとマンションならどちらを買った方が得なのか、また資産が高いのかと悩まれる方、いらっしゃると思います。

また、資産価値も大切ですが、固定資産税の算出方法にも注意して頂けたらと思います。

 

不動産の資産価値は土地と建物の両方の合計で算出します。建物は建物は経年劣化によって資産価値が減っていきますが、土地は古くなっても劣化はしないので資産価値が大きく減ることはありません。

尚、マンションは敷地面積を戸数で割った数が土地の所有区分となります。敷地面積を戸数で割るマンションは、一戸あたりの土地の所有の割合が低いので、建物も価値で資産価値が算出されるのです。一戸建てとは評価格の割合が異なります。

例えばですが、一戸建てとマンション、それぞれの築年数が同じ場合、建物の耐用年数はマンションが一戸建ての約2倍長く設定されていますので、建物の価値が減る減価償却期間が長くなります。結果的に戸建てよりマンションの方が固定資産税の高い状態が続きます。

 

★一戸建て・・・土地の評価額比率（多）・建物評価額比率（少）・固定資産税が安い

★マンション・・・土地の評価額比率（少）・建物評価額比率（多）・固定資産税が高い

比較をすると、『固定資産税が高い＝資産価値が高い』ととらえる方が負いのですが、そうとは限らないのです。確かに建物としての耐用年数はマンションの方が長いので固定資産税は一戸建てよりも高くなる傾向にあります。でも、建物の価値がゼロになってからは、マンションと一戸建ての資産価値が逆転するケースもあるんです。

ただ、建物としての耐用年数はマンションの方が長いですが、一戸建ては建物が古くなっても土地の資産価値は残ります！長期的な資産価値はやはり一戸建ての方が高いのです。

 

＜一戸建てのメリット＞

・マンションより住居が広い場合がある

・管理費・修繕費・駐車場代がかからない

・土地も建物も自分の資産になる

・ペットが自由に飼育でき、リフォームや庭の活用など生活の自由度が高い

＜一戸建てのデメリット＞

・駅から遠い物件が稀にある

・将来的にリフォーム代や修繕費などのまとまった費用が必要

・侵入経路が多いため、防犯的に不安がある

・耐用年数がマンションよりも短い

一戸建ては、マンションより住居が広い事が多いので、家族が多い方や広いお家が欲しい方におススメです。

 

＜マンションのメリット＞

・駅が近い物件が多い

・ワンフロアなので移動が楽で高齢になっても生活しやすい

・セキュリティ面が優れている

・共有部分の掃除や管理は管理会社がやってくれる

・耐用年数が一戸建てよりも長い

＜マンションのデメリット＞

・一戸建てよりも住居が狭い

・ペットの飼育や共有部分に制限がある

・管理費や修繕積立金がかかる

・住戸に対して、生活の音に対する配慮が必要

・駐車場を利用するのであればそのコストが必要

 

もし、一戸建て・マンションでお悩みの際はご参考下さい。