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【新築戸建ての固定資産税】~基本の計算方法~

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【新築戸建ての固定資産税】~基本の計算方法~

【新築戸建ての固定資産税】~基本の計算方法~

2023/10/03

こんにちは。(有)グレースホームの安江です。

念願の新築戸建てを購入して、果たして、新築戸建ての固定資産税はいくらなんでしょうか?本日は固定資産税の基本の計算方法のお話をしたいと思います。

 

固定資産税は、不動産の所有者が毎年支払わなければならない税金で、土地と建物それぞれに課されます。その計算方法は少し複雑ですが、理解することで支出を見積もるのに役立ちます。以下に、土地と建物の固定資産税の計算方法を詳しく説明します。

土地の固定資産税の計算方法:

土地の固定資産税は、次の基本的な計算式で求められます。

固定資産税 = 固定資産税評価額(課税標準額) × 税率(標準は1.4%)

※地域によっては1.5%や1.6%となります。

固定資産税評価額は、通常、実際に土地を購入した価格の約70%とされています。例えば、2,000万円で購入した土地の場合、土地の評価額は1,400万円となります。そして、この評価額に税率の1.4%をかけると、土地の固定資産税が計算できます。この場合、19.6万円が土地の固定資産税分です。

ただし、実際の土地の課税標準額は、路線価に基づいて決まります。路線価は、国道や県道などの周辺の土地を評価したもので、通常は3年ごとに見直されます。ただし、ほとんどの場所では路線価はあまり大きく変動しないことが多いです。郊外などの大きな道路がない場合は、地域ごとに決められた倍率で土地の評価額が計算されます。

 

建物の固定資産税の計算方法:

建物の固定資産税は、以下の基本的な計算式に従います。

固定資産税 = 固定資産税評価額 × 税率(標準は1.4%)

建物の固定資産税評価額は、再建築価格と経年減点補正率に基づいて計算されます。再建築価格は、建物を新築した際の建設費用を指します。通常、新築時の建設費用の約60%が建物の評価額とされています。

例えば、建物の建設費用が1,500万円の場合、その60%である900万円が建物の固定資産税評価額です。そして、この評価額に税率の1.4%をかけることで、建物の固定資産税が計算されます。この場合、12.6万円が建物の固定資産税となります。

全ての固定資産は、通常3年ごとに見直される仕組みです。これにより、不動産市場の変動や建物の経年劣化などに応じて評価額が調整されます。

このように、固定資産税の計算は土地と建物それぞれに異なる要因が影響しますが、基本的な計算方法は上記の通りです。不動産の所有者は、毎年の固定資産税を支払うために、これらの評価額と税率を考慮に入れる必要があります。

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