可児市新築戸建ての仲介手数料について

こんにちは。(有)グレースホーム安江です。

可児市の新築戸建ての仲介手数料とは？

本日は仲介手数料についてお話ししたいと思います。

仲介手数料は、不動産の取引において仲介業者に支払う手数料のことです。これは、購入者さんと売主さんを結ぶ取引を仲介した不動産業者に支払われる報酬であり、通常は物件価格の一定割合として計算されます。

 

仲介手数料の発生条件

不動産の取引において、仲介手数料が発生するかどうかは主に以下の取引態様によって異なります。

1.売主取引（売主が個人である場合）： 売主さんが個人であり、広告を出している不動産会社から直接購入する場合、仲介手数料はかかりません。

2.仲介取引（媒介取引）： 売主さんが不動産会社に販売活動を依頼し、仲介会社を介して購入する場合、仲介手数料が発生します。

3.販売代理取引： 売主さんが不動産会社に売却を依頼している場合、通常は買主が手数料を負担せず、売主が販売会社に手数料を支払います。

以上の条件は、広告や不動産業者の情報に表示されている「取引態様」で確認できます。

 

仲介手数料がかかる物件

1.中古住宅： 主に個人が所有する中古住宅の場合、仲介手数料がかかることが一般的です。

2.新築分譲戸建住宅： 一部の中小の工務店さんやメーカーさんが仲介会社を介して販売している場合、仲介手数料がかかることがあります。

 

仲介手数料がかからない物件

1.売主さんが個人の中古住宅： 直接売主さんから購入する場合、仲介手数料はかかりません。

2.一部新築分譲戸建住宅： 大手不動産会社や住宅メーカーさんが直接販売する場合、通常は仲介手数料はかかりません。

3.自社物件： 不動産会社が中古住宅を買い取り、自社の物件として販売する場合、仲介手数料がかからないことがあります。

 

仲介手数料の計算方法

仲介手数料の計算方法は、宅地建物取引業法で規定されています。通常は「売買価格の3％＋6万円＋消費税」が上限とされています。具体的な金額は取引価格により異なります。

 

仲介手数料を選ぶ際の注意点

1.物件の取引態様の確認： 物件を検討する際には、取引態様を確認し、仲介手数料の有無を把握することが重要です。

2.自身のニーズの考慮： 仲介手数料がかからない売主物件でも、仲介物件には多くの情報が集まりやすい利点があります。自身のニーズに合わせて物件選びを検討しましょう。

3.交渉の余地： 仲介手数料には交渉の余地がある場合があります。状況によっては、交渉により手数料の軽減を図ることも検討できます。

住宅購入においては、仲介手数料の有無や取引態様を確認し、慎重な購入計画を立てることが重要です。また、最新の情報は不動産業者や関連機関の公式情報を参照してください。

 

下記に売主物件と仲介物件のメリット・デメリットをまとめましたのでご参考下さい。

【売主物件】

＜メリット＞

・仲介手数料がかからない

・自社物件であるため構造や仕様など詳細な説明が聞ける

・自社物件なのでいち早く物件情報を入手できる

・直接交渉できるのでレスポンスが早い

＜デメリット＞

・自社物件のみ扱わないので物件数が限られる

・完成前に購入希望者が決まってしまうことがある

 

【仲介物件】

＜メリット＞

・多くの会社の物件を扱えるので物件数が多い

・自社物件ではないので客観的な立場で助言してもらえる

・売主と売買条件の交渉を依頼できる

＜デメリット＞

・仲介手数料がかかる

・他社物件であるため構造や仕様など詳細が不明な点がある

・自社物件ではないので、多少のレスポンスが遅いことも

 

しかし、熟練の担当者であれば、買主の立場になって売主との間に立ち、親身になって交渉してくれることも少なくありません。また細かな値段の交渉などは、素人ではなかなかうまくいかないものですが、そこは「餅は餅屋」で専門家に任せたほうがいいケースもあります。

場合によっては、値引き交渉を行ってくれたことで値引きが成立し、仲介手数料を負担しても、総額負担が実質的に軽くなることもあるかしれません。

仲介手数料の有無にとらわれるだけではなく、仲介会社が間に入ることのメリットやデメリットを総合的に判断して、物件選びに生かすようにしましょう。