可児市新築戸建て購入時の費用はいくら？

こんにちは。(有)グレースホーム安江です。

可児市で新築一戸建てを購入する際にかかる諸費用は確かに重要ですよね。

そこで本日は『可児市で新築戸建てを購入する際にかかる費用』のお話をしたいと思います。

以下は、購入の各ステップごとにかかる諸費用とその内訳ですので是非ご参考下さい。

 

① 可児市で購入する新築一戸建てが決まった時

 

手付金

・内訳: 買主さんが売主さんに支払う金額で、購入申込み後に売買契約を結ぶ際に必要です。

・相場: 物件価格の5～10％。例えば、3000万円の新築一戸建ての場合、手付金は150～300万円程度です。

・注意事項: 売買契約後に手付金は物件費用に充てられますが、買主さんの都合でキャンセルした場合は手付金が戻ってこないことがありますので、注意が必要です。

 

申込手数料

・内訳: 住宅ローンの審査などを行う金融機関に支払う手数料。

・相場: 数万円から数十万円程度。

 

税金

・内訳: 登録免許税、固定資産税の初年度分などが含まれます。

・相場: 種類により異なりますが、数十万円から百万円以上が一般的です。

 

その他諸費用

・内訳: 不動産取得登記費用、火災保険料、引っ越し費用など、様々な雑費があります。

・相場: 数十万円から数百万円程度が一般的。

 

以上の諸費用は物件価格とは別にかかるため、事前にしっかりと計算し、予算を確保しておくことが大切です。

 

② 引き渡し

印紙税

・内訳: 売買契約書に課税される税金。規定金額分の印紙を貼り、郵便局で印紙税を支払います。

・相場: 1～2万円が一般的です。

 

登録免許税

・内訳: 不動産の登記にかかる税金。固定資産税評価額に税率をかけて求められ、登記手続きや調査士報酬も含まれます。

・相場: 数十万円から百万円以上が一般的。

 

司法書士への支払い

・内訳: 不動産登記手続きの専門家である司法書士に支払う報酬。

・相場: 平均で約10万円。

 

火災保険・地震保険

・内訳: 火災保険は火災や自然災害に備える保険です。地震保険は地震被害に備える保険です。

・相場: 金額や商品により異なりますが、数万円から数十万円程度になります。

 

仲介手数料の半額

・内訳: 不動産仲介会社への手数料。

・計算式: 仲介手数料 = （売買価格 × 3% + 6万円） + 消費税

 

住宅ローン諸費用

・内訳: 住宅ローン契約に伴う手数料や保険料。事務手数料や団体信用生命保険特約料が含まれる。

・金額: 金融機関やローン商品により異なります。

 

以上の費用は引き渡し時に発生し、計画的に予算を組むことが大切です。事前に詳細な見積もりを取り、余裕を持った資金計画を心掛けると良いと思います。

 

③ 引き渡し後

不動産取得税

・内訳: 不動産を取得した際に都道府県に支払う税金です。計算方法は土地・建物の税額 ＝ 固定資産税評価額 × 4％。

・軽減措置: 新築一戸建ての場合は、床面積や条件により軽減が適用されます。地域によって手続きが異なるため、不動産会社や役所に問い合わせされると良いと思います。

 

リフォーム代

・概要: 新築一戸建てでも特定の要望がある場合、屋根の取り付けやバルコニーの屋根追加、間取り変更などのリフォームが発生する場合があります。

・注意点: 建物の構造により工事費用が変動します。新築ならではの要望に応じた見積もりが必要です。

 

家具家電購入費

・内訳: エアコン、照明器具、カーテンなどの購入費が必要になってきます。特に新築一戸建てではカーテンレールが未設置なので注意が必要です。

・家電移設: 既存家電を新居に移設する場合、撤去費用や設置費用がかかる場合があります。

 

引っ越し費用

・内訳: 引っ越し代は移動距離、家財の量、時期によって変動します。3月末や年末はピークなので予定が決まったら早めに手配することが重要です。

 

テレビアンテナ工事費用

・内訳: 新築一戸建てではテレビアンテナ工事が必要です。電線から引き込む工事が一般的で、相場は5万円～。

 

挨拶品購入費

・概要: 引っ越し後にご近所への挨拶が大事です。引越し当日に家族で挨拶回りをし、手みやげを用意すると良い印象を与えられのではないでしょうか。

 

以上の費用は引き渡し後にかかるもので、しっかりと計画しておくことが大切です。予算やスケジュールの確認を怠らず、快適な新生活のスタートを切りましょう。

 

④ 入居後

固定資産税・都市計画税

・固定資産税: 所有する不動産に対する税金。軽減措置あり。計算式は 固定資産税 = 固定資産税評価額 × 標準税率1.4％。

・都市計画税: 都市計画法に基づき市街化区域内の土地・建物に課される税金。計算方法と軽減措置は固定資産税と同様です。

 

自治会費

・概要: 新築一戸建てに引っ越すと自治会への加入案内が一般的です。清掃、防災訓練、地域イベントなどの費用を自治会員から徴収します。

 

メンテナンス費

・概要: 新築戸建てでも定期的なリフォームやメンテナンスが必要だと思います。外壁や壁紙は平均10年ごとにリフォームが必要で、水回りや床暖房、窓サッシの故障時にも費用が発生します。

・注意点: 計画的にメンテナンス費用を積み立てておくことが大切です。

 

以上の費用は入居後に発生し、生活の中での維持管理に関わるものですので計画的に予算を確保し、住まいを快適に保つために必要な手続きや貯蓄を行うと良いと思います。