可児市新築の【住宅性能評価】について
2025/02/25
こんにちは。グレースホームの安江です。
本日は、弊社がご紹介しています、可児市の新築戸建ての分譲戸建住宅は、住宅性能表示制度において、5つの分野で7つの項目について最高等級を取得することを標準化しています。この制度は、住宅の性能を客観的に評価し、住まいの品質を明確にするために、国土交通省が定めた基準に基づいて運用されています。
具体的に、住宅性能評価制度では以下の5分野に分けられます。
目次
・構造の安定性(耐震性など)
・火災時の安全性
・劣化の軽減
・維持管理への配慮
・温熱環境・エネルギー消費性能
これらの分野で7つの項目について最高等級を取得していることから、弊社がご紹介している可児市の新築戸建て分譲住宅は耐震性や火災時の安全性、長期間にわたる耐久性、エネルギー効率の良さなど、多くの面で優れた性能を備えていると言えます。
また、これらの住宅は第三者機関による厳しい審査を経て、設計性能評価書と建設性能評価書の両方が交付されています。これにより、住む人が安心して長期間暮らせる高品質な住まいを提供することが可能となっています。
なお、注文住宅や中古物件、集合住宅などはこの評価制度の対象外となります。
「住宅性能評価」とは?
国が定めた住宅性能表示制度に基づき、第三者機関が住宅の性能を評価する制度です。この制度では、住宅の性能を10の分野に分けて評価し、各分野での性能を等級として表します。消費者にとっては、住宅の性能をわかりやすく比較・検討できる「成績表」のような役割を果たしています。その中での
住宅性能表示制度の10分野
1.構造の安定性(耐震性、耐風性など)
暴⾵に対する構造躯体の倒壊、崩壊、損傷のしにくさ
★耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)は『地震に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさ』
等級3で等級1で耐えられる地震力の1.5倍の力に対して倒壊や崩壊等しない程度になります。
★耐震等級(構造躯体の損傷防止)は『地震に対する構造躯体の損傷(大規模な修理工事を要する程度の損傷)のしにくさ』
等級3で等級1で耐えられる地震力の1.5倍の力に対して損傷を生じない程度になっています。
★耐風等級(構造体の倒壊等防⽌及び損傷防止)は『暴⾵に対する構造躯体の倒壊、崩壊、損傷のしにくさ』
等級2で極めて稀に(500年に一度程度)発生する暴風による力の1.2倍の力に対して倒壊、崩壊等せず、稀に(50年に一度程度)発生する暴風による力の1.2倍の力に対して損傷を生じない程度(建築基準法)になっています。
2.火災時の安全性(火災による延焼防止)
3.劣化の軽減(長期耐久性)
★劣化対策等級(構造躯体等)は『構造躯体等に使用する材料の交換等大規模な改修工事を
必要とするまでの期間を伸長するための必要な対策』
等級3で通常想定される自然条件及び維持管理の条件の下で3世代(概ね75~90年)まで、大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するため必要な対策が講じられています。
4.維持管理・更新への配慮(修繕のしやすさ)
★維持管理対策等級は『専用の給配水管・給湯管及びガス管の維持管理(清掃、点検及び補修)を容易とするための必要な対策』
等級3で掃除口及び点検口が設けられている等、維持管理を容易にすることに特に配慮した措置が講じられています。
5.温熱環境(断熱性、気密性)
★断熱等性能等級は『暖房器具に使用するエネルギーの削減のための断熱化等による対策』
等級5で熱損失等の大きな削減のための対策が講じられています(ZEH相当基準)
6.空気環境(室内空気の質、換気性能)
★ホルムアルデヒド対策(内装および天井)『居室の内装の仕上げ及び換気等の措置のない天井裏等からの
ホルムアルデヒドの発散量を少なくする対策』
等級3でホルムアルデヒドの発散量が極めて少ない(日本工業規格又は日本農林規格のF☆☆☆☆等級相当以上)です。
7.光・視環境(採光や日照の確保)
8.音環境(遮音性)
9.高齢者等への配慮(バリアフリー性能)
10.エネルギー消費性能(省エネルギー性能)
★一次エネルギー消費量等級『住宅で使用する電気、灯油、都市ガスなど(二次エネルギー)を、
石油、石炭、天然ガスなど(一次エネルギー)に換算した場合の消費量の評価』
等級6でZEH相当水準※創エネ設備を除く
住宅性能評価のメリット
住宅性能評価には、以下のような多くのメリットがあります。これにより、安心で安全な住まい選びができるだけでなく、さまざまな面での利便性や経済的なメリットも享受できます。
1.安心で安全な住まいがわかる
評価を受けた住宅は、耐震性や耐久性などが明確に示されており、消費者は住まいの性能を客観的に判断することができます。これにより、安心して安全な住宅を選ぶことができます。
2.公正で比較がしやすい
同じ基準で第三者機関が評価しているため、異なる住宅間での性能比較が容易です。購入者は自分のニーズに合った住宅を選びやすくなります。
3.トラブル対応
設計性能評価書と建築性能評価書の両方を取得している場合、万が一のトラブルが発生した際にも、国土交通大臣が指定する「指定住宅紛争処理機関」が専門的な対応をしてくれます。これにより、消費者は安心してトラブルに対処できます。
4.住宅ローンの優遇や保険料の割引
住宅性能評価を受けた住宅は、特定の住宅ローンで優遇措置を受けられる場合があります。また、保険料が割引されるケースもあり、経済的な負担を軽減することができます。
5.資産価値の維持
高い評価を受けた住宅は、建物の資産価値が維持されやすくなります。そのため、将来的に中古物件として売却する際にも、高い評価が買い手にとっての魅力となり、売却が有利に進む可能性があります。
6.中古売却がしやすい
住宅性能評価書を持つ物件は、査定時に高く評価されることが多く、中古市場での売却がスムーズに進むことが期待されます。評価が明確に記されているため、買い手にとっての安心材料となります。
まとめ
弊社がご紹介しています可児市の新築戸建ては、「5分野7項目の最高等級取得」とは、住宅性能表示制度に基づき、住宅の安全性や快適性、エネルギー効率を評価する7つの項目で最高の等級を取得していることを指します。この評価により、住まいの性能が明確に示され、消費者が安心して住宅を選ぶことができます。
加えて、耐風性(強風対策)や遮音性(外部騒音の遮断)も最高等級を取得しており、安心・安全で快適な暮らしが長期間続くことが期待されます。これにより、トラブル対応や住宅ローン優遇などのメリットも得られるため、資産価値の維持にもつながります。
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