ZEH採用意向が大幅に増加しました！

こんにちは。有限会社グレースホームの安江です。

住宅生産振興財団と住宅展示場協議会による2022年度の「住宅展示場来場者アンケート」によると、ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の認知度が急速に高まって、ZEH採用意向が大幅に増加したことが分かったそうです。

詳しく見ると、【ZEH】を「よく知っている」「少し知っている」を合わせると47.7％。「名前を知っているが内容はほとんど知らない」を加えると69.4％で約7割の方が認知していることが分かりました。22年は急速に認知度が高まっているのです。

また、ZEHの導入や採用意向を見ると、「すでに導入や採用を進めている」と「導入・採用を検討している」「導入・採用したい」を合わせて63.4％に上ったのです。前年と比べてもいずれも増加していて、特に「導入・採用したい」は3割近い増加を示しました。

ZEHの関心点をみると、「補助金や税制優遇の制度がある」に非常に強い関心を示す方が半数を超えていました。住宅取得の補助制度では高い省エネ住宅ほど、優遇が手厚くなっていて、そうした施策をきっかけにZEHにも関心が集まっているのではないでしょうか。

【こどもみらい住宅支援事業】への評価をみると、「建築する住宅の省エネ性能を向上させるきっかけになる」と考える方は7割で、また「住宅建築を決めるきっかけになる」も5割を超えており、環境への意識が高まっていると共に住宅建築への動機づけとしても評価する方が多いのではないでしょうか。

　光熱費の上昇で家計に厳しいこの冬、住まいづくりに耳寄りな情報があり、ZEHレベルの省エネ住宅なら光熱費を節約できるばかりか健康にもよい影響を及ぼすというのです。この程、国土交通省などが展開している住宅省エネ2023キャンペーンでは、ZEHレベルの省エネ住宅で節約できる光熱費の試算結果を明らかにしていて、最近のエネルギー価格の値上がりを踏まえて設定した年間の光熱費の試算では、今の省エネ基準の住宅（都内など）が年間27万円かかっていたところを、ZEH水準省エネ住宅なら光熱費が年間22万4千円となり、5万3千円の節約になったそうです。また、北海道札幌市などのZEH水準の省エネ住宅は年間10万超を節約できるとの試算結果が出たそうです。

更に見逃せないのは、住宅を断熱化することで部屋や寝室が暖かくなり、健康や睡眠の質に好影響がある事です。また、喘息の子どもへの影響や入浴事故リスクの低減など、色々な調査結果もでていました。

それらの事を踏まえて、ZEH採用意向が大幅に増えたのではないでしょうか。