住宅購入予算 いくらの物件が買えるのか?
2023/03/03
こんにちは。有限会社グレースホームの安江です。
今回は、基本のお話で、自分はいくらの物件が買えるのか?
実際に、いくらの予算が妥当なのか、住宅購入の予算を計算をすると良いと思います。
まずは、年収に年収負担率をかけて1か月の返済可能額を算出してみてください。年収負担率とは年収に対して、返済額をどのくらいの割合にするかというものです。
金融機関では住宅ローンの借入時に、年収負担率を30%前後で計算して借入金額をしますが、実際の生活を考えると30%では生活が苦しくなってしまう可能性があります。年収の額にもよりますが、25%に抑える事が出来れば生活に大きな影響を与えない妥当な数値になると思います。
①年収×25%÷12カ月=1か月あたりの返済上限額 ※年収から1か月の返済可能額を算出します
②1か月あたりの返済上限額-維持費用=1か月あたりのリアルな返済上限額 ※維持費用を差し引いてリアルを返済額を出します
この計算により、【1か月の返済上限額】が算出出来ます。更に月々の維持費をそこから引くことで、【1か月あたりのリアルな返済額】が算出されます。この、1か月当たりの返済額が実際の月々の返済額の目安となります。返済できるかシュミレーションしてみると良いと思います。
次に、妥当な借入金を計算します。この金額は住宅ローンの利息を考慮する必要があります。そこで便利なのが写真にもあります、【100万円あたりの返済額】です。100万円あたりの返済額とは、金利や返済期間を考慮して100万円を借りた時の毎月の返済額を算出してくれます。
1か月あたりのリアルな返済額を100万円をかけることで【妥当な借入金】を計算することが出来ます。
③1か月あたりのリアルな返済額÷100万円あたりの返済額※写真を参照ください×100万円=妥当な借入金 ※いくら借りるのが妥当かを算出します
妥当な借入金に自己資金と援助金を足して、諸経費分を考慮すれば、大まかではありますが、【理想の物件価格】が算出出来ます。このとき、妥当な借入金額と自己資金+援助金が8対2の割合になっていればより安心できると思います。
④妥当な借入金+自己資金+援助金÷諸経費=理想物件価格 ※自己資金を足して総予算を出しましょう
住宅探しはこの物件価格をベースにして進めていくと良いと思います。
でも、この価格はあくまでも目安です。銀行さんからこの額が必ず借りられるというわけではありませんのでご注意下さい。
また、住宅ローン以外にも車のローンやキャッシングローン、各種保険、その他のローンがある場合は、それらを含めて考える必要があります。できれば、全てを含めて年収負担率が25%になるようにした方がいいと思います。
ご参考にしてみてください。
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