戸建てのチラシでチェックしたいところ
2023/03/16
こんにちは。有限会社グレースホームの安江です。
本日は、戸建てのチラシでチェックして欲しいところをお伝えします。
戸建ての不動産広告をチェックするときにまず注意して欲しいのは、目立つキャッチコピーやイラストに惑わされないことです。
チラシに掲載された完成予定の豪華なイラストや間取りや価格、駅からの距離などに目がいってしまいがちですが、小さな文字で記載された物件の概要部分こそが本当に重要な情報であり、まずはそこを確認することが重要になってきます。特に、地目や区域区分が住宅に適しているのかは必ず確認しておくといいと思います。また、道路の幅や土地の広さなど、住宅の基本的な情報もここに記載されています。一戸建ての場合は将来的に増改築する可能性もあるため、購入段階で建ぺい率や容積率をチェックしておかないと、いざというときに増改築が出来ないということになりかねないのです。チラシを手にしたら、キャッチコピーなど目につくものに惑わされず、まずは隅にある小さな物件概要をチェックするといいと思います。
物件概要を確認したら、次は周辺地域のマップに注目してみてください。どんなに家が素晴らしくても、周辺地域が充実していないと快適な生活を送ることは難しいのです。商店街、病院、学校など、自宅を購入したあとに生活することを想定して、しっかりと周辺環境を確認するといいと思います。
また、生活しやすさに直結する間取り図にも気を付けて欲しいです。【家事がスムーズにできる】や「家族が集まりやすい」など、ご自身が求めている家のコンセプトを実現できる動線なのかをチェックしましょう。また、採光に関係してくる窓の位置、駐車場のサイズなども合わせて確認しておくといいと思います。
<小さな文字で見にくいですが最も重要なのはココ!>
◎都市計画区域市街化調整区域に所在する土地では、原則として開発行為や建物も建築が禁止されているので注意が必要です。宅地購入の際は、特に気を付けなければなりません。
◎用途地域住居、商業、工業など、建築基準法で定められた12種類の用途地域のことです。それぞれの目的に応じて建ぺい率、容積率、高さなどに規制があります。
◎地目土地のおもな用途を示す項目です。不動産登記法では宅地のほかに田、畑、山林など23種類の区分が定められています。基本的に宅地だが山林や畑の場合もあります。
◎建ぺい率防火や環境配慮のため、土地面積に対する建築面積の割合を制限する数値です。100坪の土地で建ぺい率が60%のときは60坪の建築面積の建物を建てられるのです。
◎容積率土地面積に対する建物の延べ床面積(各階の床面積の合計)の割合を制限する数値です。この割合は「用途地域」の違いによって数値が変わってきます。
◎道路幅員原則として敷地の間口は幅員4m以上の道路に2m以上接していなければならないのです。道路幅や接道間口、公道や私道という条件で建築制限があります。
◎売主基本的に物件を販売している会社です。複数の社名があるときは、販売代理会社に委託していることが多いのです。
◎販売提携(代理)売主から代理権を取得した会社です。基本的に仲介手数料はかかりませんが、例外もあるので注意しましょう。
◎販売提携(復代理)復代理は代理会社がその代理権限の範囲内で、さらに自らの代理として選任した会社となります。
◎建築・施工実際に建物を建築、施行した業者です。ネットでの評判や口コミなどを確認してみましょう。
◎建築確認番号建売住宅の他、新築マンションには必ず建築確認番号があり、この番号がないと広告がだせません。
以上のポイントに重点をおくといいと思います。
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