可児市の新築戸建ての住宅性能表示取得物件とは

こんにちは。有限会社グレースホームの安江です。

可児市で建売の新築戸建ての物件資料に【住宅性能表示取得物件】とよく掲載されています。

住宅性能表示取得物件ってなに？と思われる方いらっしゃると思います。

住宅性能表示取得物件とは、住宅の性能を評価して、その結果を表示することによって、消費者に対して住宅の品質や性能を明確に伝えるために、国や地方自治体が定めた基準を満たした住宅のことを指します。

住宅性能表示は、住宅の性能を定量的に評価し、消費者に対して情報を提供するための制度であり、住宅の品質や性能を客観的に評価することで、消費者の選択の参考となる情報を提供することを目的としています。住宅性能表示の取得物件とは、この評価基準を満たし、住宅性能表示を取得した住宅のことを指します。

住宅性能表示は国や地方自治体によって異なる制度がありますが、一般的には住宅の①耐震性能、②断熱性能、③省エネルギー性能、健康・快適性能などが評価されます。住宅性能表示を取得した物件は、表示された性能が確認されたことを示して、消費者に対して信頼性のある情報を提供することができるのです。

①耐震性能・・・住宅が地震に対してどの程度の耐性を持っているかを評価した指標です。耐震性能は、住宅が地震の際に倒壊や損傷を最小限に抑え、住宅の安全性を確保する能力を示します。住宅の耐震性能は、建物の構造や基礎の強度、地震に対する耐性を持つ部材の使用、建物の重心や重心高さの配置、地盤の条件などに関連して評価されます。一般的に、耐震性能が高い住宅ほど地震に対して安定性を持ち、倒壊や損傷のリスクが低くなります。また、国や地方自治体が定めた基準に基づいて評価されています。

例えば、日本では、耐震性能を表示する際には、国土交通省が定めた「耐震等級」や「耐震診断結果」などが使用されることが一般的です。これらの基準に適合し、住宅性能表示を取得した物件は、耐震性能が評価されたことを示し、消費者に対して地震に対する安全性に関する情報を提供することができます。※耐震等級とは建物が地震に対してどの程度の耐性を持っているかを評価する指標の一つで、日本の建築基準法において定められた制度です。※耐震診断結果は、建物の耐震性能を評価するために行われる耐震診断の結果を示すものです。耐震診断は、建物の耐震性能を調べ、耐震性能の改善や補強の必要性を評価するために行われます。

次回は②断熱性能・③省エネルギー性能の説明をしたいと思います。