建売住宅と注文住宅の住宅ローンの仕組み
2023/12/13
こんにちは。(有)グレースホームの安江です。
家づくりのスタートは「資金計画」から始まります。どんなに素敵な家を建てたいと思っても、それを実現するためにはまず資金が必要です。今から家を建てる方は、まずどの金融機関から住宅ローンを借りるかを検討することから始めます。そして、建売住宅と注文住宅ではローンの組み方に違いがありますので、それを理解しておきましょう。
まず、建売住宅の場合は販売価格を基準にローンを組みます。建物が既に完成しているため、住宅ローンの手続きがしやすく、家賃と住宅ローンが重ならないメリットがあります。建売住宅の場合、販売価格がすでに土地と建物の合算金額として提示されていますので、この価格を基準に金融機関から融資を受ける手続きを行います。
一方で注文住宅では「土地+建物」の総額で住宅ローンを組みます。土地と建物は同じ金融機関で融資を受けるのが一般的です。土地だけを先に購入して建築費を後からローンで組みたい場合でも、ローン審査の際には全体の予算や建築計画を金融機関に説明する必要があります。土地だけを取得しても、建築予定の建物と合わせた総額がローンの対象となり、担保の評価も土地と建物の両方が対象になります。したがって、土地を購入したら早めに建物の予算や建築計画を進め、スムーズにローンの申し込みができるようにしましょう。
建売住宅と注文住宅のローンの違いを理解することで、資金計画をスムーズに進めることができます。建築計画を進める際には、早めに建物の予算や計画を進め、ローンの申し込みに備えましょう。
特に、注文住宅では土地を先に購入してから建築が始まるため、建築中の支払いに住宅ローンを使えないことに留意が必要です。この際には、自己資金やつなぎ融資などを活用して対応することが考えられます。また、フラット35も利用する際には特定の条件を満たす必要がありますが、景気に左右されない固定金利が魅力的です。
資金計画は家づくりのキモとなりますので、しっかりと知識を身につけ、憧れのマイホームを完成させるためのステップを進めましょう。
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