新築戸建ての不動産取得税について

こんにちは。(有)グレースホームの安江です。

本日は新築戸建ての『不動産取得税』についてお話したいと思います。

不動産取得税は、新築住宅や土地を購入した際にかかる一度きりの税金です。この税金は、取得した不動産の価格に対して課税され、土地と建物の双方に3％の税率が適用されます（2024年3月末までの特例措置後の適用）。

 

①不動産取得税の課税対象とは？

・不動産取得税は、土地を購入したり、新築住宅を建てたり、建売住宅や中古住宅を購入したり、増築や改築を行ったりする際に課税されます。ただし、相続で取得した場合は非課税です。

 

②申告と支払い時期のポイント

・不動産取得税の申告期限は都道府県によって異なり、通常は不動産を取得した日から10～60日以内に行います。これには土地や建物を購入した際の決済日や新築住宅の保存登記日が含まれます。

・申告を怠ると軽減措置が受けられないことがあるため、注意が必要です。不動産の登記が行われると自動的に都道府県税事務所が把握するため、申告は必須です。

③不動産取得税の計算と軽減措置

・不動産取得税は課税標準額（通常は固定資産税評価額）×税率で計算されますが、新築住宅では軽減制度が適用され、税金がかからない場合もあります。軽減措置を利用することで節税が可能です。

 

④支払いタイミングと注意点

・不動産取得税の納付は申告から数ヶ月後に納付書が送付される形となります。納付期限は納付書が届いてから1～2ヶ月程度です。

・新築住宅を建てた場合、支払いのタイミングは完成してから1年近く経過することもあります。このため、不動産取得税の支払いに備えて費用を用意しておくことが重要です。

 

このように、不動産取得税は新築住宅を建てる際に重要な要素であり、事前に仕組みや申告・支払いのタイミングを理解しておくことが大切です。これにより、予期せぬ負担を回避し、安心してマイホームを手に入れることができます。