新築戸建ての内覧ポイント

こんにちは。(有)グレースホームの安江です。

新築一戸建ての内覧は、将来の住まいにおける安心感を確保するために重要なイベントです。内覧では、建物が完成間近になった段階で、不動産会社のスタッフが立ち会い、物件の室内を見学することができます。この時点で細部まで注意深く確認することが重要です。

まず、内覧で確認すべきポイントとして、以下の項目が挙げられます。

 

1. 設計図通りに建築されているか:

居室の広さや天井の高さ、コンセントやスイッチの位置、造作家具の配置、設備のグレードなどを設計図と比較しましょう。特にオプションで変更があれば、それが正しく反映されているかも確認します。

 

2. 汚れや傷の確認:

工事中にできた汚れや傷がないか、特に角の部分や壁紙、タイルの状態などを注意深く確認します。

 

3. 建具や床の確認:

ドアや窓、収納の扉などがしっかりと動き、床や階段に異音や不具合がないかを確認します。

 

4. 水回りの設備の動作確認:

トイレ、キッチン、浴室などの水回りの設備を実際に使用して確認し、排水に問題がないかを確かめます。

 

5. 手すりや安全対策の確認:

廊下や階段の手すりがしっかりと固定されており、安全に使用できるかを確認します。

 

6. 床下の点検:

点検口を開けて床下の状態を確認し、ゴミや水たまりがないかをチェックします。異常があれば不動産会社に報告します。

 

7. 外構や外壁の確認:

外壁にひび割れや欠けがないか、玄関ポーチや外構の進捗状況を確認します。

 

以上のポイントを確認する際には、携帯すると便利なアイテムもあります。メジャーや筆記用具は、将来の家具配置の計画に活用できます。マスキングテープやデジタルカメラは、不具合や気になる点を目印として残すのに役立ちます。懐中電灯や水平器は、床下など暗い場所や水平の確認に使用できます。

内覧会は、新築一戸建ての購入において重要なステップであり、注意深く行うことで将来の住まいに安心感をもたらします。不安な点や疑問があれば、積極的に不動産会社のスタッフに質問し、問題が発生した場合には対応策や修復予定なども確認しておくと良いと思います。お気軽にお問い合わせ下さい。